スピリチュアル・マスター

それでは、そんなとんでもないところからどうやって抜け出せるかというと、まず自力では無理ですね。道に迷った羊と同じで、羊飼いにわざわざ探しに来てもらえなければ、一人で無事に家に帰れる可能性は無きに等しいのです。羊と違って魂は死んでも死ねないものだから、生まれ変わっては迷い続けるうちに、家があったことさえ忘れてしまう。。。そしてそのうちに筋金入りのタフな荒武者になって、荒野を我が家と呼んで陽炎みたいな王国、kingdom(キングダム)を築くんでしょうね。

物質の世界を抜け出すことを解脱といいますが、これは英語ではliberation、リべレーションと言います。ウーマンリブ(古い言葉ですねえ)のリブですね。解放すること、されること、という意味です。to liberateは「解放する」という動詞です。なお、自由を意味するlibertyも、同じ語源から出ています。

リべレーションに導いてくれる人のことをspiritual master、直訳すると霊的指導者といいます。グルですね。導師、ともいいます。これの筆頭はもちろん神様ですが、実感が湧かないなら可哀相、ということか、神様は私たちがもっと身近に実感できる存在を送ってくださいました。ちゃんと人間の形をしてここにいて、神様の言葉をそのままに伝えて導いてくださる方です。プラブパーダしかり、その師も、そのまた師もしかり。鎖のように、あるいはロウソクをリレーしてともしていくみたいに、ずーっと昔から伝わってきたのです。

こういう師弟継承のことをdisciplic succession(ディサイプリック・サクセッション)と言います。師匠はmaster、弟子はdiscipleです。ディサイプルと発音します。この言葉と良く似ているのが、discipline。ディシプリンと発音します。しつけ、規律、訓練、などを指す言葉です。当然ながら、語源を同じくしています。弟子になるということは、師匠の教えにしたがってビシッと規律正しく生きる覚悟が必要なんですね。うーん、難しい。。。

successionという言葉はsuccess、成功、に似ています。これも語源が同じなのです。動詞のto succeedは、もともとは「何かの結果が出る」、というような意味です。成功しようがしまいが、あれの結果がこうなった、という意味なのです。それがやがて「うまくいく」という意味を持つようになり、一方では「連続、継承」などの意味を持つようになりました。今でも誰かが地位などを相続するときに使われます。

なお、こうやって肉体の外側、externalに存在して導いてくれるspiritual masterの他に、体の中、internalには神様が直接ご自身の完全な分身として宿っていてくださいます。これをsupersoulと言います。スーパーマンのスーパーですね。超絶した魂、とでも言いましょうか。
by ammolitering4 | 2008-01-30 03:48 | 英語の勉強法


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