簡単な宇宙旅行 28

私たちは好むと好まざるとに関わらずこの体を手放さねばなりません。自然の法則の前に屈服してこの体を手放さなければならない日が来るのです。ケネディ大統領でさえ行進中に自然の法則に服従して体を別のものに替えなければなりませんでした。「私は大統領です。あのケネディなのです。そんなことはできません」とは言えないのです。彼はそうすることを強制されました。自然とは、こういうふうに働くものなのです。

私たちの発達した人間の意識は、自然がいかに働くかを理解するためにあります。人間の意識の他にも、犬、猫、毛虫、木、鳥、獣や他のすべての種類の生物に意識があります。しかし、私たちはそのような意識で生きるべき存在ではありません。シュリマッド・バーガヴァタムには、私たちは非常に多くの誕生を経た後で初めて人間の体を得た、と書いてあります。今、私たちはそれを誤用すべきではありません。この人間の人生をクリシュナ意識を深めることに利用して、幸せになってください。

「簡単な宇宙旅行・・・至高のヨガの実践による方法」改訂版 終わり。

注:この翻訳は下訳段階のものです。用語や表現など、間違いやぎこちなさも多々あります。現時点では推敲する時間があまり取れないので、不適切な点はご了承ください。大意は掴めることと思います。なお、現行のクリシュナ意識の本ではspiritualは「精神的な」と訳されていますが、ここでは「霊的な」という表現を使っています。精神にあたるのはspiritの他にmindという言葉があります。スポーツマン精神、などというときは「根性」とも言うべきspiritが使われますが、考えることなどの精神活動を指す場合や脳の働きに関する場合はmindです。精神的な、という形容詞はmentalです。Spiritは霊魂であり、精神ではありません。精神というのは病気などの影響を受けますし、物質的な枠内にあるmindであると考えるのが妥当だと思います。そのため、あえて文字通り「霊的な」という言葉を当てはめました。

以上です。いかがでしたでしょうか。原本は1959年に初版が発行されました。原子爆弾の記憶もまだ新しいころですね。宇宙探査に関しては、冷戦真っ只中、ソビエトとアメリカがしのぎを削っていたころのことです。これは改訂版ですので、実際に着陸してからの加筆の跡もありますが、大量殺人兵器などを開発するような心を省みることもなく宇宙にまで欲望の目を向ける現代の人間たちへのプラブパーダの観察は、今も変わらず貴重であると思います。

宇宙への好奇心そのものは、プラブパーダもおっしゃるようにまったく自然なものです。謙虚であることを忘れると、しかし、宇宙は愚かな私たちにそれなりの反作用をもたらすでしょう。2005年に行われたディープ・インパクト計画を覚えておいででしょうか。テンペル第一彗星という小さな彗星にNASAが衝撃弾を打ち込んで、総重量の6分の1弱を破壊しました。私たちにとっては小さな不要の彗星だったかもしれませんが、ヴェーダでは、すべての天体にそれぞれの環境に適した体を持った生命体がいる、と教えています。人間の目には見えず、人間の作った機械では計測できない生命体かもしれません。私たちには神も半神も、魂である自分自身すら見えません。「自分たちに見えないから生命はいない」などと、決して奢ってはいけないのです。傲慢さと愚鈍さは表裏一体であるように思います。

今年2008年10月には、NASAがルナ・リコネッサンスという探査機を打ち上げます。これは2-3年間月の軌道を周回したあと、月の南極に2トンの衝撃弾を撃ちこみ、さらに本体を衝突させます。これによって、地球の家庭用の望遠鏡で観察できるほどの爆発が起きると予測されています。このような行いに対して、プラブパーダが存命であればどのような発言をなさったか、私たちはせめて著作から学ぶできであろうと思います。

なお、一連の宇宙での破壊実験に関しては、以下のサイトに資料をそろえていますので、どうぞよろしかったらご覧ください。多くの著名な方のご感想も、全くの素人の方のご感想もあります。お読みになって、ご意見をお寄せください。そして、どうか多くの方に私たち人間が神様のお創りになった宇宙に対してしようとしていることを知らせてください。
彗星資料
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by ammolitering4 | 2008-01-27 11:37 | 「簡単な惑星旅行」


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