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簡単な宇宙旅行 27

物質的な状況は私たちから永遠性を奪っています。シュリマッド・バーガヴァタムには、「日の出から日の入りまで、太陽は私たちの寿命を減らし続けます」と書いてあります。日々私たちは寿命を減らしています。太陽が朝五時半に昇るなら、夕方の五時半には私たちの寿命は12時間減っているのです。この時間を取り戻すことはできません。「12億円あげますから、あの12時間を返してください」と、どんな科学者に頼んでみても、「いえ、それは不可能です」という答えが返ってくるでしょう。科学者には時間を取り戻すことはできません。だからバーガヴァタムは「日の出から日の入りまで私たちの寿命は減り続ける」と言うのです。

時間は、カーラ、すなわち「過去、現在、未来」と呼ばれます。今は現在であるものは明日には過去となり、今は未来であるものは明日は現在になります。しかし、この「現在、過去、未来」というのは体にとってのものです。私たちは「過去、現在、未来」という枠内には属していません。私たちは永遠性の枠内に属しているのです。したがって、人はいかにして永遠性の水準に到達するか、あるいは、そこに昇進させられるか、と言ってもいいですが、そのことに心を配らねばなりません。人間の発達した意識は、食べること、眠ること、生殖すること、身を守ること、という動物的な性癖のために使われるべきものではなく、ここに述べる永遠性の人生を得るのに役立つ貴重な道筋を探し出すことに使われなければなりません。太陽が私たちの寿命を奪うと言われているのです。毎分、毎時、毎日、と。しかし、私たちがウッタマ・スロカ、すなわち主に関する事柄に関われば、その時間は奪われることがありません。人がクリシュナ意識の寺院で奉仕した時間は奪われません。それは財産なのです。プラスであって、マイナスではありません。体の寿命はそれでも減ります。どんなに減らないように努力しても、それは誰にもできません。しかし、私たちがクリシュナ意識で受ける霊的な教育は、太陽によって奪われることがありません。確固たる財産になるのです。

ハレ・クリシュナ、ハレ・クリシュナ、クリシュナ、クリシュナ、ハレ、ハレ。ハレ・ラーマ、ハレ・ラーマ、ラーマ、ラーマ、ハレ、ハレ。これを唱えるのはとても簡単なことです。主の御名を唱えていた時間は、体に関することで費やした時間のように奪い去られることがありません。50年前、私は若者でした。しかし、その時間は奪われ、返してもらうことはできません。しかし、私が霊的指導者から受け取った霊的な知識は奪われることがなく、私と共に行きます。この体を離れてからも、一緒に行くのです。そして、もしその知識がこの人生で完成したら、私を永遠の住まいへ連れて行ってくれるでしょう。

物質世界も霊的世界も、どちらもクリシュナに属します。私たちは何一つ所有していません。すべては至高主の資産なのです。国の中にあるものは、刑務所の中の物でも外の物でも、すべては政府に属するのと同じことです。制約された人生というのは、物質世界における刑務所での暮らしのようなものなのです。囚人は自分の好きなように一つの独房から別の独房に移ることはできません。自由な人生ではあの家からこの家へと自由に引っ越すことができますが、刑務所での人生ではそれはできません。自分の独房にいなければならないのです。天体はどれも独房のようなものです。私たちは月へ行こうとしていますが、機械的な方法では現実的ではないのです。アメリカ人やインド人、中国人やロシア人、私たちが何国人であっても、「ここに住むように」と、この惑星をあてがわれているのです。たとえ何百億何千億という天体があっても、地球を離れるための機械を持っていても、私たちはここを離れることはできません。私たちは、自然の法則、すなわち神の法律によって制約されているからです。ある独房に入れられた者は、権威者の許可なく好きなように他に移ることはできません。クリシュナはバガヴァッド・ギーターで「人はある独房から別の独房に移ろうとすべきではない」とおっしゃいます。そんなことをしても、それで幸せになる人はいません。もしも囚人が「私はこの独房にいる。看守に頼んで他のところに変えてもらおう。そうしたら私は幸せになれる」と考えているなら、それは考え違いというものです。人は刑務所の壁の内側にいる限り幸せではいられないのです。私たちは、資本主義から共産主義へと独房を変えることで幸せになろうとしています。目的は、この主義やあの主義から自由になることです。人はこの物質的なあらゆる主義から完全に離れなければなりません。そうしたら幸せになります。これがクリシュナ意識の段取りなのです。

私たちは至高の人物から助言を受けています。「親愛なるアルジュナよ、あなたはブラーマロカと呼ばれる最高位の天体系に上げられるかもしれません。寿命がとても長いので、そこは好ましいところです。」と主はおっしゃいます。私たちは、そこでの半日の長さですら計算することができません。私たちの数学的な計算の限界を超えたところにあるのです。しかし、そのブラーマロカにさえ死があります。したがって、クリシュナはおっしゃいます。「この天体やあの天体に上ろうとしたり移行したりしようとして時間を無駄にしてはいけません。」

私がアメリカで見た人々は非常に落ち着きがありません。彼らはアパートからアパートに引っ越したり、国から国に引っ越したりしています。この落ち着きのなさは、私たちが本当の家を探し求めているから表れているのです。この場所からあの場所に移っても、永遠の人生は得られません。永遠の人生はクリシュナと共にあるのです。したがって、クリシュナは次のようにおっしゃいます。「すべては私に属します。そして、私は「ゴロカ・ヴリンダーヴァナ」と呼ばれる究極的に素晴らしい住まいを持っています。」

そこに行きたいなら、クリシュナ意識になって、クリシュナがどんなふうに現れて消えるか、クリシュナの本来的な立場は何か、私たちの本来的な立場は何か、私たちのクリシュナとの関係は何か、そして、どう生きるべきか、ということを理解しようとしなければなりません。それだけでいいのです。これらの理念を科学的に理解しようと努めてください。クリシュナ意識のすべては科学的なのです。いんちきでも、気まぐれでも、感傷的でも、狂信的でも、空想でもありません。真実であり、事実であり、現実なのです。人はクリシュナを真実に理解しなければなりません。
by ammolitering4 | 2008-01-27 11:11 | 「簡単な惑星旅行」


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