簡単な宇宙旅行 22

最高位の天体系であるブラーマロカにさえ行けるものかもしれませんが、科学者たちはそれには人工衛星の速度で4万年かかると計算しています。宇宙空間を4万年も旅する覚悟ができている者がいるでしょうか。ヴェーダ文献から私たちはそれなりの準備をすればどの天体にも行けることを知っています。もし人が半神たちが住むという高位の天体系に行く準備を整えれば、そこに行くことができます。同様に、低位の天体系に行くこともできるし、望むならこの惑星に留まることもできます。終には、もしそう望むなら、至高の人格神の住む星に行くこともできます。どう準備するかの問題なのです。しかし、私たちの物質宇宙の中のすべての天体系は一時的なものです。一部の物質的な天体における寿命は大変長いようですが、物質宇宙に存在するすべての生命体はやがて滅亡する運命にあり、次なる体を持たねばなりません。体には様々な種類があります。人間の体は100年もちますが、虫の体は12時間程度の場合もあります。このように、異なる体の寿命は相対的なものです。しかし、もし人が霊的な惑星であるヴァイクンサロカに行ったなら、喜びと知恵に満ちた永遠の命を得ることができます。人間は、もし望むのなら、このように人生を完成させることができるのです。このことはバガヴァッド・ギーターに「至高の人格神を真実に知る者は私の性質を得る。」という主の言葉で記されています。

「神は偉大だ」と多くの人が言います。しかしこれは言い古された言葉です。人は神がどう偉大であるのかを知らねばならず、それは正統な聖典から知ることができます。バガヴァッド・ギーターにおいて、神はご自身を描写していらっしゃいます。「私が普通の人間のような姿で生まれるのは、実際は(物質の束縛を)超越した出来事です」と神はおっしゃいます。神はとても慈悲深いので、私たちの前に普通の人間として現れてくださいますが、神の体は人間の体と同じではありません。神について知らない愚かな者たちは、クリシュナは私たちの一人のようなものだと言います。そのこともバガヴァッド・ギーターに記されています。
(サンスクリット引用)
「愚か者たちは、私が人間の姿で現れると嘲笑います。彼らは私の超越的な性質を知らず、私が万物の究極的な支配者であることを知らないのです。」私たちは、正しい指導のもとで正しい書物を読むならばクリシュナについて知る機会があります。そして、もし私たちが神の性質とは何かを知りさえすれば、ただこの一つのことを理解するだけで私たちは解脱することができます。私たちの人間的な状態では、至高の絶対人格神を完全に理解することはできませんが、至高に人格神によって語られたバガヴァッド・ギーターと霊的指導者の助けによって、私たちは主を私たちの能力の許す限り知ることができます。もし私たちが神の真実の性質を知ることができれば、この体を離れると同時に神の王国に入ることができます。(サンスクリット引用)「この体を離れたあと、知識のある者はこの物質の世界に再び戻ることはありません。霊的な世界に入って私のもとに来るからです」とおっしゃいます。

私たちのクリシュナ意識運動の目的は、この高度な科学的理念を一般の人々に広く伝えることであり、その方法はごく単純です。単に神の御名を唱えるだけで、人は心の汚れを洗い去り、自分が至高主の欠かすべからざる小片であって主に仕えることが任務であるという理解を得ることができます。ハレ・クリシュナ、ハレ・クリシュナ、クリシュナ、クリシュナ、ハレ、ハレ、ハレ・ラーマ、ハレ・ラーマ、ラーマ、ラーマ、ハレ、ハレ。この方法は大変楽しいものです。私たちはハレ・クリシュナ・マントラを唱え、リズムにのって踊り、おいしいお供えのお下がり(プラサーダ)を食べます。この人生を楽しみながら次の人生で神の王国に入る準備をしているのです。これはでっちあげなどではなく、全くの事実です。俗人には嘘やでっちあげにも思えるでしょうが、クリシュナは神を真剣に知ろうとしている者に対しては内面からご自身を明かしてくださいます。クリシュナと霊的指導者が共に真摯な魂を助けてくれます。霊的指導者は神の外的な顕現であり、神はすべての者の心に超魂として存在しています。至高の人格神を非常に真剣に理解しようとしている者に対しては、超魂は直ちに彼を真正な霊的指導者のもとに連れて行くことで助けの手を差し伸べてくれます。このようにして霊的な候補者は内と外から助けられるのです。

バーガヴァタ・プラーナによれば、絶対真理は3段階で認識されます。まず、非人格のブラーマンすなわち非人格の完全性があります。次に、パラマートマーすなわちブラーマンの分在的な側面があります。原子核はパラマートマーを表すものとして考えることができます。パラマートマーは原子にも入ります。これはブラーマ・サムヒターに描写されています。しかし、究極的には至高の神聖存在は、富、力、名声、美、知、無執着を完全にして計り知れないレベルで備えた、すべてを魅了する至高の人物(クリシュナ)として認識されます。これらの6つの力は、シュリー・ラーマとシュリー・クリシュナが人間の前に降臨なさるときに完全に現されます。一部の人間だけが、本物の献身者だけが、開示された正統な聖典に基づいてクリシュナを認識することができますが、その他の人々は物質エネルギーの影響によって惑わされます。絶対真理は、したがって、対等なる者も競うべき者もない絶対人物なのです。非人格的なブラーマンの光は神の超越的な体の光です。太陽の光が太陽からの放射であるように。
by ammolitering4 | 2008-01-27 11:06 | 「簡単な惑星旅行」


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