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簡単な宇宙旅行 17

他の生命体も同様です。性交の直後に母親の子宮の中で有機的な形をとり、少しずつ育ち、生まれ、成長を続けて幼児になり、少年、若者、大人、老人、と変化して、ついにはしなびていって死を迎えます。どんな祈りや祝福も、フィクション作家の希望的な夢物語も、死を阻むことはできません。比較してみると、人と果物の間に違いはないのです。果物と同様に人も多くの子供を残すかもしれませんが、物質自然の法則により、物質の体の中に永遠に存在することはできません。

物質自然の法則を無視できるものがいるでしょうか。どんなに高慢であっても、物質科学者は自然の厳格な法則を変えることはできません。天文学者も他の科学者も、天体の軌道を変えることはできません。できるのはせいぜい彼らが人工衛星と呼ぶちゃちでおもちゃのような天体を作ることだけです。あまり知恵のない子供たちは、こうした現代の人工衛星その他に感銘を受けて、それを発明した人たちを大層偉大だと思うでしょう。しかし、人類のうちでも彼らよりもっと正気な人々は、太陽や星々などの巨大な衛星を、物質科学者がその果てを見ることもできない衛星群を、それを作った人の方をより偉大だと評価するのです。小さなおもちゃの衛星にもロシアやアメリカなどに作った人がいるのなら、巨大な衛星たちは霊的宇宙に作った人がいると考えるのは妥当です。おもちゃの衛星を作って飛ばすのに多数の科学的な頭脳が必要なら、星の集まった銀河を作って軌道から外れないように動かしているのはいかなる微細にして完璧な頭脳でしょうか。これまでのところ、無神論者たちはこの問いに答えることができないでいます。

信仰なき人々は、様々に独自の創造理論を作り出します。それはたいてい「それは理解しがたい」とか「我々の想像力で捕らえられる範囲を超えているが、可能性としては大いに有りうる」とか、「それは理解不能である」などの結論に終わります。これはつまり、彼らの情報には何ら正統的で権威ある土台がなく、科学的なデータに基づいていないということでしかないのです。彼らに単に推察しているのです。しかし、正統的な情報はバガヴァッド・ギーターに示されています。例えば、バガヴァッド・ギーターには寿命が4,300,000x1,000x2x30x12x100太陽年に及ぶ生命体がいると書いてあります。この知識の書はインドの偉大な聖人であるシャンカラーチャーリャ、シュリー・ラーマーヌジャーチャーリャ、シュリー・マドヴァーチャーリャ、シュリー・チャイタンニャ・マハープラブーなどの人々によって正統な権威であるとして受け入れられているので、私たちはそれに倣うのです。バガヴァッド・ギーターには、この物質の世界では存在しているあらゆる形は寿命の長短に関わらず腐朽と死を迎えると示されています。

したがって、潜在的には物質的なエネルギーは保存されているとは言え、すべての物質的な形は変化の法則の下にあります。潜在的にはすべてのものは永遠ですが、物質的な世界では物体は形を取り、しばらくその形を維持し、成熟し、年老いて、しなび始めて最後には再び消えうせます。すべての物質的な物体はこうなるのです。物質主義者が、この物質宇宙の向こうに「何か別の形」があって、それは視覚的に認識できる範囲を超えていて、奇妙で理解しがたい、と言うのは、霊的宇宙のことをかすかに示しているに過ぎません。しかし、霊の基本的な原理はもっとずっと近くにあります。それは生命体の内部で機能しているからです。その霊的原理が物質の体から出ていると、体には生命がありません。例えば、子供の体の内部には霊的原理があり、したがって体に変化が生じて成長します。しかし、もしも霊が体を離れれば成長は止まります。この法則はすべての物質的な物体に当てはまります。物体は霊と触れていると一つの形から別の形に変化します。霊がないと形の変化はありません。宇宙全体がこのように発達します。それは神の霊的な力によって超越エネルギーから放射され、太陽、月、地球などの巨大な形へと発達します。天体系は14に分かれており、それぞれに大きさと性質は違いますが同じ発達の原理がすべてに当てはまります。霊的な力が創造者であり、その霊的な原理によってもに、変化や移行や発達が生じるのです。

生命は、多くの知恵の足りない人々が主張するように単なる化学的な組み合わせなどの物質的な反応によって生じるものでは断じてありません。物質的な相互作用は霊的な生命力を受け入れるにふさわしい状況を作る優性な存在によって始動させられます。優生的なエネルギーは、霊的存在の自由意志によって決定されたところに従って適切に物体を取り扱います。例えば、建築材料は自動的に「反応」して突然住宅の形を取ることはありません。生きた霊的存在が自由意志で物体を適切に取り扱うことによって家を作ります。同様に、物体は材料に過ぎず、霊が創造者なのです。この結論を避けるのは、知識の乏しい者たちだけです。創造者は隠れたところにいて見えないかもしれませんが、それで創造者がいないということにはなりません。物質の宇宙の巨大な形だけで惑わされてはなりません。むしろ、これらすべての物質的な顕現の背後にある至高の知性の存在を感知することを学ぶべきであるのです。至高の知性である至高の存在は、究極の創造者、すべてを魅了する至高の人格神シュリー・クリシュナなのです。人がこのことに気づいていなくても、バガヴァッド・ギーターや、殊にシュリマッド・バーガヴァタムなどのヴェーダ文献には、創造者に関する確固たる情報が与えられています。
by ammolitering4 | 2008-01-27 11:00 | 「簡単な惑星旅行」


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