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第5段落

第5段落 進化の完全で完璧な知識

第1段落
進化の完全で完璧な、詳細な知識がヴェーダ文献の中にあります。シュリーラ・プラブパーダ睨下は、親切にも以下のヴェーダの引用を提供してくださいました。(サンスクリット引用)「人は、段階的な進化の過程によって、生命の840万種を通って転生した後で、人間の形を得ます。

その生命の人間の形は、ゴヴィンダ(クリシュナ)の蓮の御足の庇護の下に入らない、それらの思い上がった愚か者にとっては、駄目になります。」(脚注1)(サンスクリット引用)「90万種の水中に住む生命があり、200万種の草と木(plants and trees)、110万種の鳥の生命、300万種の動物、そして40万種の人間の生命があります。」(脚注2)

生物学者によって理解される「種」の意味は、ここで使われている意味とは異なります。生物学者によって使われる意味は、生きた物質的な体の肉眼的な、身体的な外見、あるいは肉眼的な生態学的な特徴にあてはまります。

しかし、徹底的で注意深い分析の後で得られるヴェーダの意味は、生命体の意識の水準に基づいています。例えば、生物学者たちは、すべての人間は一つの種に属する、と言いますが、他方でヴェーダ文献は40万種を挙げます。言い換えると、様々に異なる意識の水準にある、40万段階の人間がいるということです。

第2段落
これらの840万種の生命の種を通しての進化の過程は、記憶にないほどの太古から続いています。私たちが先ほど述べたように(訳注:先述のように)、霊魂は決して死なず、決して生まれません。それは永遠です。それは一つの体から別の体へと転生します。

主シュリー・クリシュナ、すべてのものの至高の知者(the supreme knower of everything)はおっしゃいます。「人が古い衣服を捨てて新しい衣服を着るように、同様に、魂は古くて役に立たない体を捨てて、新しい物質的な体を受け入れます。」(脚注3)このようにして魂の転生は続いています。

第3段落
ブラーマ・ヴァイヴァルタ・プラナから言及したように(訳注:第1段落の脚注1の該当部分を指す)、生命の最も大切な種は人間です。ヴェダーンタ・スートラは、(サンスクリット引用)と教えます。「ですから、今は、この人間の形の生命(生命の人間の形)において、霊的な認識について問うときです。」(脚注4)

私は誰だろうか?人間の人生の本当の使命は何だろうか?私たちの存在の究極の目的は何だろうか?すべての知性ある人は、これらの質問を問わねばならず、そして正しい源から正しい答えを求めるべきです。

いわゆる現代の教育者は、教育の目的は人生の問題を解決することだと主張します。しかし実際は、彼らは自分たちの生徒たちに、どうやって感覚の満足をもっともっと増やすかを教えており、そうやって堕落へのもっともっと多くの道を作り出しています。

「このように、増加した感覚の満足に関して、様々な不安によって当惑させられ、幻想の網の目によって縛られて、人は感覚の喜びに過度に執着するようになり、地獄に落ちます。」(脚注5)現代の大学(universities and colleges)では、それによって「私は誰であるか?」という問いに答える科学を誰も教えません。

シュリーラ・プラブパーダは親切にも指摘なさいます。「大学には非常に多くの学部があります。科学技術、医療、工学などです。しかし、この人生とは何か、神とは何か、そして私たちの(神との)関係は何かということを知って理解するための学部はどこにありますか?」(脚注6)

人間の人生の本当の使命を教える、教育の最も大切な学部は、完全に抜け落ちています。科学者たちは、現代の科学は人間の知ろうとする好奇心の産物である、と主張します。なぜ彼らは、私たちは誰か、そして至高主、至高の科学者、シュリー・クリシュナとの私たちの関係は何か、ということを知ることに好奇心を持たないのでしょうか?ヴェーダはすべての答えを完璧に与えます。

第4段落
動物、鳥、植物などの、より低い生命の形は、罪深い行いから苦しむことがありません。彼らは決して自然の法則を犯さないからです。例えば、トラは獲物を殺すことによって罪深い行為を犯すということがありません。

なぜなら、彼の体はそのように振舞うようにできているからです。それは、その目的のために正しく装備されています。しかし、霊魂が人間の水準に至るとき、生命体は自分の行いの結果の影響を受けることになります(カルマ・パーラ)。

したがって、この人間の水準から、生命体は選択肢を持ちます。もしも霊魂が自分の物質的な体を去って霊的な体を得たいならば、彼はこの人間の水準からそうすることができます。そうでなければ、死のときに彼は自分が育んだ欲望と意識に応じて、840万種の1つに転生することができます。

主クリシュナはおっしゃいます。「何であれ、生命体(one)が自分の体を去るときに覚えている存在の状態(state of being)を、彼はその状態を間違いなく得ます。」(脚注7)人間の水準から、霊魂はクリシュナ意識を育むことによって、惨めな生と死の循環から逃げ出すことができます。

「そして、死のときに私だけを覚えていて自分の体を去る者は、直ちに私の自然(nature、性質)に至ります(訳注:クリシュナのところへ行く、ということでしょうか)。このことに疑いの余地はありません。」(脚注8)これは物質的な水準から霊的な水準への進化です。

第5段落
生命の、より低い形(動物、鳥、植物など)は、クリシュナ意識を習慣づけるために好ましく位置していま線(訳注:適していません)。彼らはこの偉大な科学を理解するのに十分なほど知性的ではないからです。

他方で、ヴェーダ文献から、人間よりも(上の水準に)上げられている半神たちも存在するけれど、彼らは物質的に豊かであり過ぎるので、彼らの立場もまた、クリシュナ意識を習慣づけるには好ましくない、ということが理解されます。

過度な物質的な豊かさもまた、クリシュナ意識になるための不適性です。「感覚の喜びと物質的な豊かさに過度に執着した者、およびそれらのものによって惑わされている者の心の中には、至高主への献身奉仕の断固たる決意は生じません。」(脚注9)

それが、「半神と生命のより低い形との間の中間的な生である、この人間の水準からクリシュナ意識になることが、すべての正気の人間にとって全くの必要性である」ということの理由です。そうでなければ、貴重な生命の人間の形は単に無駄にされます。

挿絵
霊魂は人間の形に来るために840万種を通って進化します。

脚注:
1、ブラーマ・ヴァイヴァルタ・プラーナ Brahma-vaivarta Purana. (校正:ピリオドは不要。引用箇所の記載無し)
2、パドマ・プラーナ Padma Purana.(校正:ピリオドは不要。引用箇所の記載無し)
3、BG 2.22
4、ヴェダーンタ・スートラ Vedanda-sutra, 1.1.1
5、BG 16.16
6、プラブパーダ「それは最も偉大な学者のためであり、それは無知な少年のためのものである」バック・トゥ・ゴッドヘッド誌44号4ページ ”It is for the Greatest Scholar, It is for the Innocent Boy”, Back to Godhead no. 44, p.4
7、BG 8.6
8、BG 8.5
9、BG 2.44
by ammolitering4 | 2011-05-12 03:31 | クリシュナ意識の科学的な基盤 | Comments(0)
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