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彗星のお話

2005年7月ころ、小さな彗星が地球に近づいていました。彗星は別に地球に用があったわけではなく、単にいつものように太陽の周りを回っていたのでした。周期は大体5年半です。2005月の7月初め頃は、太陽に一番近づいていました。もっと正確に言うと、5日が一番近かったのです。7月5日の一日前は、7月4日。アメリカの独立記念日です。その日、アメリカの航空宇宙局は彗星に爆弾を撃ち込んで壊しました。粉々になったわけではありません。総重量のおよそ7分の1から6分の1が吹き飛ばされたそうです。彗星は丸くなくて、どちらかと言うと細長い形をしていました。狭いところは4kmくらい。370kgだかの爆弾が高速で撃ち込まれたので、その衝撃は小さな彗星にとってはずいぶん大きかったことと思います。

ちょっと計算してみましょう。公転周期が5年半、つまり5年と6ヶ月であれば、次に彗星が地球に近づくのは2010年13月、いや、2011年1月になるでしょうか。もうすぐですね。あと半年ちょっとです。壊れた彗星、お帰りなさい。あなたを壊した人たちのところへ、ようこそお帰りなさい。待ちどおしいでしょうね。どんな顔をしてやってくるかな、彗星。ねえ、誰と一緒にやってくるかな。

彗星には意識がない、と本気で思っている人たちがいます。まあ、世の中の大抵の人はそう思っているのでしょうけれど。彗星という物質の塊には意識はないかもしれません。私たちの体という物質には意識がないのと同じことです。でも、私たちの体は生きて動いています。私たちの動きと彗星の動きは違いますが、相違というのはなんにでもあるものです。クリシュナは多様性がお好きでいらっしゃるからです。

私たちは「母なる地球」などと言ったりします。たかが岩とマントルの塊なのだから、そんな大層なことを言う必要なんかないのに、なぜか地球は生きているのが当然みたいな言い方です。地球の支配神はどなたでしたっけ。マヌは人間の父だったし、月はチャンドラさま、太陽は誰でしたっけ。全然覚えられないのですが、そういうどなたかがいらっしゃいます。つまり、地球はその方の体と言ってもいいわけです。ブラーマーの死がそのまま宇宙の死であるのと同じです。

そうするとやっぱり彗星には彗星の魂が、あるいは彗星の神様がいらっしゃるでしょうし、私たちの目には見えなくても彗星に住む人たちがいらっしゃるでしょう。そうじゃないのもしれませんが、そうなのだろうと私は思います。爆弾にはこの計画に賛同した大勢の人たちの名前が搭載されていました。彗星に住む人たちに「こんにちは。私は地球の誰それです。あなたの星を壊した者の一人です」と名乗りを上げたわけですね。まあいいですけど。

この件について私はマイケル・クレモ先生にご意見を伺いました。プラブパーダのお弟子さんで、素粒子物理学者のリチャード・トンプソン先生(故人)とご一緒に、プラブパーダの命を受けてヴェーダの科学的な検証を生涯の使命としていらっしゃる方です。日本語になった著作もあります。邦題は何だか覚えていませんが。。。トンデモ本だ、という評価があるのを見たことがありますが、原書を見た限りではごく詳細で立派な書籍です。先生はプラブパーダが彗星について発言なさった内容をどこからか引用してくださり、そのほかにもプラブパーダが宇宙開発についていろいろ批判的な発言をなさっていることを教えてくださいました。

そのときに紹介していただいたのが「簡単な宇宙旅行」です。そのまま英語で読んでみましたが、難しい単語がたくさんあるし、はっきり言って「一応読んでみた」というだけでは全然頭に入りません。それで仕方なく、というか、そうしなければ自分でも理解できないので翻訳しました。それが最初です。

宇宙はクリシュナがお作りになったものです。だから当然クリシュナのものであり、私たちが用も無く出かけていって壊すべきではありません。壊して元に戻せるものでもないからです。そして、どんなことであれ、行為の結果は必ず返ってきます。これはもう、そういうことになっている場所にいるのだから仕方がないのです。彗星に物をぶつけたから彗星がぶつかってくる、というような安直な結果で返ってくるとは限りません。いつ返ってくるのかも私たちには分かりません。ただ、必ず絶対に返ってくるのであることを、私たちはせめて覚えておきましょう。

よろしかったらNASAが行った彗星の破壊実験に関する資料をご覧ください。ディープ・インパクトというミッションです。この実験が報道されたとき、同時に冗談のようにしてロシアの占星術師がNASAを訴えたという記事も取り上げられました。そういえば、と思い出される方もあるかもしれません。私はあの方の主張の内容が気になったのでロシア語で書かれた告訴状を入手して翻訳してみました。私はロシア語はできませんので、自動翻訳で英語にしてから和訳して、ロシア語と英語の分かる科学者に監修していただきました、、、と書きましたが、よく思い出したらそれは別の人で、監修してくださったのは地元の大学で長年ロシア語を教えていた方でした。科学者の方は別にいろいろ面白いご意見を下さいました。

この「占星術師」はマリーナ・バイさんとおっしゃる敬虔なキリスト教徒ですが、その方の許可を得て全文を掲載しています。「がめつくて頭のおかしいいおばさんがたわごとを言ってる」裁判のように世界中のメディアで流れていましたが、ロシア科学アカデミーの科学者たちと共同で書かれた告訴状の内容はそのような描写とはかけ離れたものです。非常に貴重な資料だと思いますので、どうぞ気をつけて精読していただくことをお願いいたします。

なお、なぜか日本スペースガード協会の方からのご意見とか大学の神学部の先生方からの意見とか、それぞれの専門分野からの詳細なご意見を頂いてたのが抜け落ちてます。探せば私のファイルのどこかにあるのかもしれないのですが、5年の間にはコンピューターも2回は壊れたし、何度も引越ししたし、もう消え失せてるかもしれません。有名な方でいえば、坂本龍一さんという音楽家の方がいろいろと親切に教えてくださいました。今見たらコメントには何度か頂いたお手紙の一部しか載せてませんでしたけど。私は実はこの方がそんなに有名だとは知らなかったのですが、いろんな人がすごく驚いたので、ネームバリューってすごいなと思いました。皆様も興味本位でかまいませんので、どうぞご一読ください。
彗星のページ
by ammolitering4 | 2010-06-30 18:00 | Comments(0)
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