初めに

ずいぶんお待たせいたしました。待たせた上に、リクエストとは違う本のご紹介です。都合により、というのは、「主チャイタンニャの教え」は重いから、という軟弱な都合により、旅行には別の本を持っていったのです。初心者のためにクリシュナ意識入門書、というか、初心者のための心得、みたいな内容です。
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教えの甘露

太古のバクティ・ヨガの科学に関する11課

500年の時間を超えて、地球の反対側(訳注:インド)から非常に重要な霊的な教えに関するこの小さな指導書が届きました。どうやって霊的指導者を選ぶか、どうやってヨガを実践するか、そしてどこに住むかということさえ、あなたはすべてをこの非常に価値のある書物の中に見出すことができます。本書は、もともと、中世インドの最も偉大な霊的な天才であるシュリーラ・ルーパ・ゴスヴァーミーによってサンスクリット語で記されました。

この本は、ルーパ・ゴスヴァーミーの現代の継承者である尊師ACバクティヴェダーンタ・スワミ・プラブパーダ睨下によって翻訳され、(訳注:師の解説によって)彩られた(to illuminate、問題に光明を投じる、という意味のほか、写本などを彩色するという意味もある)ものです。「教えの甘露」は、霊的な完成の途上にあって真理を探究するすべての者にとって、悟りへの鍵となります。


中表紙

シュリー・グルとゴーラーンガにすべての栄光あれ。

「教えの甘露」

シュリーラ・ルーパ・ゴスヴァーミーによる「シュリーラ・ウパデジャームリタ」の正統なる(authorized)英語版

もともとのサンスクリット語の文章、アルファベットによる音訳、語彙説明(synonym)、翻訳、および詳細な解説

ISKCON創設者、尊師ACバクティヴェダーンタ・スワミ・プラブパーダ睨下著


前書き

第一段落

クリシュナ意識運動は、シュリーラ・ルーパ・ゴスヴァーミーの監督のもとで運営(to conduct)されています。ゴーディーヤ・ヴァイシュナヴァ、すなわちベンガルのヴァイシュナヴァたちのほとんどは、ヴリンダーヴァンの6人のゴスヴァーミーたちがその直接の弟子であるところのシュリー・チャイタンニャ・マハープラブの信者(follower、後に従う者)です。したがって、シュリーラ・ナロッタマ・ダーサ・タークラは次のように歌いました。

(サンスクリット引用)

「私がゴスヴァーミーたちによって与えられた文献を理解したいと熱望するとき、そのときには、私はラーダーとクリシュナの超越的な愛情ある交換(loving affair)を理解するでしょう。シュリー・チャイタンニャ・マハープラブは、人間の社会にクリシュナの科学の恩恵をもたらすためにお現れになりました。主クリシュナのすべての活動のうちで最高のものは、主のゴピーたちとの恋人同士としての(conjugal、通常は夫婦間、婚姻上の)愛の娯楽です。

シュリー・チャイタンニャ・マハープラブは、ゴピーの中で最も優れたシュリーマティー・ラーダーラーニーの心情(mood)でお現れになりました。したがって、主シュリー・チャイタンニャ・マハープラブの使命を理解して主の後に続くためには、人はシュリー・ルーパ、サナータナ、バーッタ・ラグーナーター、シュリー・ジーヴァ、ゴパーラ・バーッタ、およびダーサ・ラグーナーターという6人のゴスヴァーミーの足跡を非常に真剣に辿らなければなりません。

第2段落
シュリー・ルーパ・ゴスヴァーミーは、すべてのゴスヴァーミーたちの指導者でした。そして、私たちの活動の指針とするため、彼は私たちが従うための、このウパデシャームリタ(教えの甘露)を下さいました。シュリー・チャイタンニャ・マハープラブがシクシャーシュタカと呼ばれる8節をお残しになったように、ルーパ・ゴスヴァーミーは私たちが純粋なヴァイシュナヴァになれるようにウパデシャームリタをお与えくださいました。

第3段落

すべての霊的な事柄において、人の最初の義務は自分の心と感覚を統御することです。心と感覚を統御しない限り、人は霊的な人生において発達することはできません。この物質世界のすべての者は、熱情と無明の相に没頭しています。人は、ルーパ・ゴスヴァーミーの教えに従うことによって、徳、すなわちサットヴァ・グナの水準に自分を引き上げなければなりません。そして、そうすれば更なる発達をするためにはどうしたらよいかということは、すべて明らかになります。

第4段落

クリシュナ意識における発達は、従う人の心がけ(attitude)によります。クリシュナ意識運動に従う者は、完璧なゴスヴァーミーになるべきです。ヴリンダーヴァンでは、それぞれの寺院の寺院長は、この肩書きで呼ばれます。クリシュナの完全な献身者になりたい者は、ゴスヴァーミーにならねばなりません。「ゴ」は感覚を意味し、「スヴァーミー」は主人を意味します。ゴスヴァーミーになり、そしてさらに主の純粋な献身者になることによって人生の最高の成功を達成するためには、人はシュリーラ・ルーパ・ゴスヴァーミーによって与えられたウパデシャームリタとして知られる教えに従わねばなりません。

ルーパ・ゴスヴァーミーは、他にもバークティラサームリタ・スィンドゥー、ヴィダグダー・マーダーヴァ、そしてラリタ・マーダーヴァなど、多くの本をお与えくださいました。しかし、ウパデシャームリタは、初心者である献身者のための最初の教えです(to constitute)。人はこれらの教えに非常に厳密に従うべきです。そうすれば、人生を成功させることがより容易になります。ハレ・クリシュナ。

A.C.バクティヴェダンタ・スワミ

1975年9月20日
ヴィシュヴァルーパ・マホトサヴァ
クリシュナ・バララーマ・マンディラ
ラマナ・レティ
ヴリンダーヴァン、インド
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by ammolitering4 | 2009-12-04 02:06 | 「教えの甘露」


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