手紙4

ナレーション

公けの会合で彼が生命を作り出せることを実証するように挑戦されて、コヴォール博士は、「神が個人的に現れて同じことを実証するのでなければ、彼が生命を作り出せると実証する義務を感じない」と言って出席を拒みました。タイムズ紙はこれを「途方に暮れたコヴォール、掛け金を見送る」という見出しで報じました。その後、シュリーラ・ハムサドゥータ・スヴァーミーはコヴォール博士に次のような最終的な手紙を送りました。



手紙4

ハムサドゥータ・スヴァーミー
ISKCONスリランカ
1977年9月15日

アブラハム・T.コヴォール博士
スリランカ合理主義者協会


拝啓

あなたは自分を神の上に位置付けたいと望みましたが、神の献身者たちは新聞が正しく書いたようにあなたを打ち負かしました。私は、読者たちもまた、生命が化学物質から生じるという理論について啓蒙されたものと確信しています。

あなたは、ISKCONによって公的に挑戦された世界中で最初のいわゆる科学者であり、またあなたは完全に公けの目に晒された最初の人物でもあることを知ることに、あなたは興味をお持ちになるかもしれません。あなたの件は、歴史における画期的な出来事です。ほとんどの宗教的な共同体において、霊的な生活ははるか昔に死に絶えたので、現実的に現代においては有神論的な視点を正しく提示することができる者は誰もいませんでした。しかし、国際クリシュナ意識協会は、ユガ・ダールマ、この時代のための真に科学的な宗教の方法を提示しています。それ(ISKCON)は、ヴェーダの方法を完全に教え、したがっています。もちろん、すべての宗教的な運動は真正であると主張します。しかし、私たちは真正なるものを不正直なものから区別しなければなりません。あなたの欠陥は、あなたが繰り返しペテン師に出会って不満を募らせたので、早まってすべての宗教は偽りであると結論したことです。あなたは神と宗教に偽りであるという烙印を押したがりますが、偽物は真正なる対応物との関係においてのみ理解され得ます。それをあなたは知り損ねています。あなたは何が本物なのか知らないのです。

私は、すべての科学者が偽りであるとは言いません。しかし私は、あなた、あるいは生命が不活性な物質から生じると主張する者は誰でも、確かに愚か者、あるいは偽物であると言います。事実、あなたは両方です―――あなたは頑固に生命が化学物質から生じるという愚かな主張にしがみついているからです。あなたの理論と、化学物質から金を作り出そうとした(そして失敗した)錬金術師のそれとの違いは何ですか?現代の科学者は、錬金術師たちを嘲ります―――それなのに、彼は化学物質から生命を作り出すと主張します。これは愚言の極みではありませんか?もしもあなたが化学物質から生命を作り出すことで証拠を提供するなら、私はまだ化学物質から生命が生じると説得される用意があります。

今、あなたの人生はほとんど終わりかけています。そして、死のとき、死の使いがあなたの魂を取りにくるとき、おそらくあなたはこのすべてを思い出し、すべてを理解するでしょう。しかし、そのときには遅すぎます。あなたは無力にも、もう一つの生老病死という形の物質的な苦闘の人生を繰り返すために引きずり下ろされるからです。しかし、もしも人が単にハレ・クリシュナを唱えるならば、彼はこの大変な苦闘から救われます。私はあなたがそれをすることを願っています。

ハムサドゥータ・スヴァーミー




著者について

11年前の(訳注:1978年より11年前)彼のクリシュナ意識のキャリアの始まりから、シュリーラ・ハムサドゥータ・スヴァーミーは情熱的な宣教精神を見せました。ニューヨーク市でISKCONに参加した後、彼はモントリオール、ボストン、バンクーバーおよびバークレーで会館を設立する助けをしました。1969年にシュリーラ・プラブパーダは彼にドイツへ行くように頼み、5年の間、彼は国中を旅し、クリシュナ意識の科学を教え、会館を開き、シュリーラ・プラブパーダの「バガヴァッド・ギーター・アズ・イット・イズ」、「シュリマッド・バーガヴァタム」、「主チャイタンニャの教え」その他の本の翻訳と出版を監督しました。1976年にはシュリーラ・プラブパーダは彼に放棄階級(サンニャーサ)の位を与え、今日では彼はGBC(運営団体委員会)のメンバーの一人として、BBTの役員として、そしてヴァイシュナヴァ・アーチャーリャとして、スリランカ(セイロン)とアメリカ合衆国北西部におけるISKCONの活動を管理し、南インド中にクリシュナ意識を広めています。




編集者のメモ

アブラハム・T.コヴォール博士は、1978年9月18日にスリランカで亡くなりました。彼は癌と戦っていましたが、死の原因は心不全であると断定されました。

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以上です。今後は私は本業が忙しくなりましたので、当分の間更新しませんのでご了承ください。本業というか、趣味で描いてるガラス絵ですけど。よろしかったらガラス絵サイトもごらんください。

次の本は、一章ごとに仕上げて更新する予定です。ガラス絵は展示会の予定はありませんが、11月半ばから2週間ほど日本に行きますので、実物を見たいという方がいらっしゃいましたらご連絡ください。都合がつくかどうかは保証できませんけれど。
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by ammolitering4 | 2009-09-26 13:01 | 「生は生より来たる」


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