手紙2

手紙 2

アブラハム T. コヴォール博士
スリランカ合理主義者協会
1977年9月10日

ハムサドゥーサ・スヴァーミー殿
ISKCONスリランカ


拝啓(訳注:原語はDear Sir)

(あなたの)お手紙から、現存する科学的な証拠に自分の哲学の基礎を置く私と、ヴェーダと呼ばれる怪しげな聖典に自分の信仰の基礎を置くあなたが、互いを説得しようとするのは無駄であることは明らかです。

もしもあなたが、私が公共の目の前で実証することによって「生命が適切な状況のもとで化学的な進化によって不活性な物質から生じた」という私の見方を立証すべきだと主張するなら、私もまた、あなたが公共の目の前で実証することによって「私たちがその存在を目にするものは、すべて主の創造であり、創造は毎瞬行われている」というあなたの言明を立証してくれるように頼む同じ権利があります。あなたがあなたの「主」にこれを実証してもらわない限り、あなたは私に一方的なショーをするように期待するには及びません。

私の考える限り、宇宙は単に時間と空間における物質とエネルギーです。創造者という問題は入り込みません。物質、エネルギー、空間および時間には、いずれも始まりも終りもないからです。絶滅したものも現存しているものも、様々な形の地球上の生物は、適切な状況のもとで化学的な進化の結果として地球上に形成されたタンパク質の高分子の、何百万年もの生物学的な進化の産物です。

あなたは私に誰があなたの「主」を作ったのか、そして宇宙が作られる前は彼はどこにいたのか、説明することができますか?

敬具(訳注:原語はYours in Search of Truth、真実の探求において)

アブラハム・T.コヴォール博士
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by ammolitering4 | 2009-09-26 11:25 | 「生は生より来たる」


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