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脚注

脚注

1.(1日目-1節)(以下、数字のみ)

ヴェーダの知識は、もともと一つのヴェーダとして伝わっていました。およそ五千年前、賢者ヴャーサデヴァがそれを四つのヴェーダに分けました。(リグ、ヤジュル、サーマおよびアサルヴァ)より知性の低い人々でも理解できるようにするためです。ヴャーサデヴァは権限を与えられた神の化身(empowered incarnation of God)でした。彼はまた、ヴェーダを四つのプラーナとマハーバーラタに拡大うる仕事を引き受け(訳注:原語はto undertake、義務として課された仕事を受諾する、という意味合いがある)、そして彼はすべてのヴェーダ文献をヴェダーンタ・スートラに要約しました。しかし彼はそれでもこの驚くべき文学的な達成に満足しませんでした。そのため、彼の霊的指導者ナーラダ。ムニの指導のもとで、彼はシュリマッド・バーガヴァタムを書きました。それは「ヴェーダの知識の熟れた果実」です。

2.(1-1)

バガヴァッド・ギーターは、世界中で広くヴェーダの知識の真髄として有名です。それは、クルクシェトラの戦場において、至高の人格神である主クリシュナによって主の親密な献身者であるアルジュナに与えられた聖なる教えを含んでいます。これらの教えの中で主クリシュナは、現在の偽善と口論の暗い時代における自己認識への完璧な道の科学的な解説を与えていらっしゃいます。

もともとはサンスクリット(梵語)で書かれているバガヴァッド・ギーターは、世界のほとんどすべての言語で出版されています。(英語だけでも600以上の翻訳があります。)しかし、尊師A.C.バクティヴェダンタ・スワミ・プラブパーダ睨下による「バガヴァッド・ギーター・アズ・イット・イズ(邦題「BG、ありのままの詩」)」は、主クリシュナご自身から発する霊的指導者の真正なる師弟継承の中の主の純粋な献身者による、最初の英語の翻訳と解説です。したがって、「バガヴァッド・ギーター・アズ・イット・イズ」は主クリシュナのメッセージを歪みや個人的な解釈を全く交えずに提示しています。このように、それは、読者の潜在的なクリシュナ意識を実際に目覚めさせた、バガヴァッド・ギーターの最初の版です。

3.(1-2)
バンヤンは、インドの聖なるイチジクの木です。(学名フィカス・ベンガレンシス)その枝は地上に若枝を下ろし、そしてこれらが根付いて親枝を支えます。自身をこうして拡大し、一本の木がしばしば非常に大きく広がります。

4.(2-4)
18のプラーナの一つであるシュリマッド・バーガヴァタムは、一般に「欠点のないプラーナ」として知られます。それは五千年前にシュリーラ・ヴャーサデヴァによって書かれました。彼はそれを特に現在の偽善と口論の暗い時代の人々のために書きました。それは(同じ著者による)ヴェダーンタ・スートラのもともとの解説であり、すべてのヴェーダ文献の精華です。ここでシュリーラ・プラブパーダはバーガヴァタムの2巻(2.3.19)から節を引用しています。バーガヴァタムのシュリーラ・プラブパーダによる英語の翻訳の中で、この句は次のように表されています。

(サンスクリット引用)

(翻訳)犬や豚やラクダやロバのような人々は、邪悪さからの救済者である主シュリー・クリシュナの超越的な娯楽を決して聞かない人々を称えます。

(解説)一般大衆は、霊的な価値基準における、より高い人生の水準のために組織的に訓練されていない限り、動物より優れたものではありません。そして、この節において、彼らは特に犬、豚、ラクダ、ロバの水準に置かれています。現代の大学教育は事実上、より偉大な主人への奉仕を受け入れるための犬のような精神性を得るように人を訓練します。いわゆる教育を終えたあと、いわゆる教育のある人々は何らかの奉仕のために申込書を持って犬のように戸口から戸口へと動きます。そしてほとんどの場合、彼らは空きがないと言って追い返されます。犬は取るに足らない動物であって、少々のパンの見返りに主人に忠実に仕えるように、人は十分な報酬無しに主人に忠実に仕えます。

食物に関して何の分別もなく、あらゆるゴミを食べる者は、豚に例えられます。豚は糞を食べることに非常に執着しています。つまり、糞は特定の種類の動物にとっては一種の食物なのです。そして、石でさえ特定の動物や鳥にとっては可食物です。しかし、人間は何でもかんでも食べるようにはできていません。彼は、穀物、野菜、果物、牛乳、砂糖などを食べるようにできているのです。動物食(animal food)人間のためのものではありません。硬い食物を噛むために、人間は果物や野菜を切る特別の種類の歯を持っています。人間は、どうしても動物食を食べたい人のために譲歩として2本の犬歯を与えられています。ある人の食物は他の人にとっては毒だということは、誰もが知っています。人間は、主シュリー・クリシュナに捧げられた食物の残りを受け入れることが期待されています。そして主は、葉、花、果物その他(BG9.26)に分類される食物を受け入れられます。ヴェーダの聖典に定められているように、動物食は主には捧げられません。したがって、人間は特定の種類の食物を食べるようになっているのです。彼はいわゆるビタミン値を得るために動物を真似るべきではありません。したがって、食べることに関して何の分別もない人は豚と比べられます。

ラクダは、トゲを食べることに喜びを感じる動物です。家庭生活や、いわゆる楽しみの俗世を楽しみたい人は、ラクダと比べられます。物質的な生活はトゲに満ちています。そして、人は単に不利な取引から最善を得るために(訳注:物質世界にはまりこんでしまったという不利な状態において最善を求めるために、という意味。原語は「to make the best use of a bad bargain」)、ヴェーダの規則の規定された方法に従って生きるべきです。物質世界における人生は、自分自身の血を吸うことで維持されます。物質的な楽しみの中心的な魅力は性生活です。性生活を楽しむことは自分の血を吸うことであり、これに関してはこれ以上あまり説明することはありません。ラクダもまた、トゲのある小枝を噛みながら自分自身の血を吸います。ラクダの食べるトゲはラクダの舌を切り、ラクダの口の中に血が流れ始めます。新鮮な血と混じったトゲは愚かなラクダにおいしさを作り出し、そのため彼はトゲを食べるということを偽りの快楽をもって楽しむのです。同様に、偉大なビジネスの大実業家、様々な方法といかがわしい手段でお金を稼ぐために懸命に働く産業主義者たちは、彼ら自身の血と混じった彼らの活動のトゲのある結果を食べます。したがって、バーガヴァタムはこれらの病んだ人々をラクダと同列に並べました。

ロバは、動物たちの間でさえ最も偉大な愚か者として称えられている動物です。ロバは、自分自身には何の益もなく、懸命に働いて最大限の重荷を担ぎます。ロバは一般に、社会的地位のあまり高くない洗濯屋に使われています。そしてロバの特別の特徴は、異性に蹴られることに非常によく慣れているということです。ロバが性交を乞い求めるとき、彼はメスによって蹴られます。それでも彼はそのような性的な喜びを求めてメスを追うのです。したがって、恐妻家の男はロバに比べられます。一般大衆は、特にカリの時代においては、一生懸命に働きます。この時代においては、人間は実際には重い荷物を担いだりテーラー(訳注:サンスクリット。これは何か分かりません)や人力車を運転するというロバの仕事にいそしんでいます。いわゆる人間文明の発展は、人間をロバの仕事にいそしませるようにしました。大きな工場や作業場の労働者もそのような大変な労働にいそしみ、日中懸命に働いたあとは、気の毒な労働者は性的な楽しみのためだけでなく非常に多くの家庭内の仕事のために女性に蹴られます。

シュリマッド・バーガヴァタムが霊的な啓蒙の全くない俗人を犬、豚、ラクダ、およびロバに分類しているのは、全く誇張ではありません。そのような無明なる大衆の指導者は、そのような犬や豚の仲間にあがめられて非常に誇らしく思っているかもしれませんが、それはあまり嬉しがるに値することではありません。バーガヴァタムは、人はそのような人間の姿をした犬や豚の偉大な指導者であるかもしれないけれど、もしも彼がクリシュナの科学において啓蒙されることに何の魅力も感じないなら、そのような指導者もまた動物であってそれ以上ではない、と公然と宣言します。彼は権力のある力強い動物、あるいは大きな動物と見なされる(designated)かもしれませんが、彼はシュリマッド・バーガヴァタムの見方においては、彼の無神論的な気質のせいで、決して人間としては分類されません。あるいは、言い換えると、犬や豚のような人たちの神を忘れた(godless)指導者たちは、動物的な特質の割合がより多い、もっと大きな動物たちなのです。

5.(3-3)
時として、非常にお腹を空かせた人が、既に誰かが甘い汁を吸って捨てたサトウキビを拾い、幾らかの甘い味を得ようとして既に噛まれた繊維質を噛みます。これが「既に噛まれたものを噛む」というものです。

6.(4-1)
シュリーラ・バークティヴィノダ・タークラ(1838-1914)は、霊的指導者の継承における最も優れたアーチャーリャ、すなわちクリシュナ意識の教師の一人です。彼の息子、シュリーラ・バークティスィッダーンタ・サラスヴァティー・ゴスヴァーミー・マハーラージャ・プラブパーダは、尊師A.C.バクティヴェダンタ・スワミ・プラブパーダ睨下の霊的指導者でした。シュリーラ・バクティヴィノダ・タークラは、クリシュナ意識の科学について多くの著作を著しました。1896年に、彼はカナダのマックギル大学に彼の小さな本の一冊―――「シュリー・チャイタンニャ・マハープラブ:主の人生と教え」―――の一部を送ることによって、西洋世界にクリシュナ意識の教えを導入しました。彼のベンガル語の歌の多くは、バクティヴェダンタ・ブック・トラストによって出版された「ヴァイシュナヴァ・アーチャーリャの歌(Songs of the Vaishnava Acaryas)」に収録されています。

7.(7-1)
昇順的な調査の過程においては、人は個人的な観察とそれに続く推察によって真実を見出そうとします。他方、降順的な過程では、彼は権威ある源からの教えを受け入れます。これらの二つの方法による問いかけは、それぞれ帰納法、および演繹法として知られています。

8.(7-1)
「私のグル・マハーラージャ」とは、シュリーラ・プラブパーダの霊的指導者、シュリーラ・バークティスィッダーンタ・サラスヴァティー・ゴスヴァーミー・マハーラージャを指します。

9.(7-1)
ジャガッド・グルは「世界のグル」を意味します。

10.(7-2)
ヴァイシュナヴァとは、主ヴィシュヌの献身者です。クリシュナはヴィシュヌの本来の形です。したがって、クリシュナの献身者のすべてはヴァイシュナヴァです。

11.(7-3)
ラグーナーサ・ダーサ・ゴスヴァーミーは、シュリー・クリシュナ・チャイタンニャ・マハープラブの近代の高位な献身者でした。彼は、主チャイタンニャのクリシュナ意識を世界中に広めるという使命を継続することをゆだねられた六人のゴスヴァーミーたちの一人でした。非常に裕福な家庭に生まれましたが、ラグーナーサ・ダーサ・ゴスヴァーミーは主チャイタンニャと出会った後は大変な禁欲の人生を送りました。

12.(7-3)
バガヴァッド・ギーター(18.54)。主クリシュナはおっしゃいます。「このように超越的に位置する者は、直ちに至高のブラーマンを認識し、完全に喜びに溢れます。彼は決して嘆かず、何かを得たいと欲することもありません。彼はすべての生命体に対して中庸です。そのような状態において、彼は私への純粋な献身奉仕に至ります。」

13.(8-1)
カルマは「活動」を意味し、カルマの法則とは、より高い権威者が私たちに私たちの敬虔な、あるいは非敬虔な活動に応じて、それぞれ好ましい、あるいは好ましくない反応(結果)を授ける過程を指します。聖書には、「汝が種を蒔くように、汝は刈り取るであろう」と書かれています。このように、私たちの現在の状況―――私たちが豊かである、賢い、美しい、あるいは私たちがアメリカ人、インド人、あるいは日本人の体を持っている―――などは、完全に私たちが自分たちの過去の単数あるいは複数の生において行った活動に基づいているのです。

究極的には、良くも悪しくも、すべてのカルマは好ましくありません。それは私たちを物質世界に呪縛するからです。しかし、クリシュナ意識での献身奉仕はアカルミックです。言い換えると、それはいかなる反応も生じさせません。そのため、アルジュナがクルクシェトラの戦場で対戦相手を殺したとき、彼は何の結果にも苦しみませんでした。彼は単に主クリシュナの意思を遂行していたからです。

14.(8-4)
DNA分子は、有機的な細胞における必要不可欠な建設と複製の単位です。多くの科学者はそれらを生命の源と見なしますが、ヴェーダの科学によれば、私たちは(DNAなどの)体の化学的な構成要素を、霊魂である生命特徴(life symptoms)の根源的な源から区別しなければなりません。

15.(8-4)
半神とは、人間よりも発達した存在です。彼らは私たちに似ていますが、はるかに優れた知性、美、すばらしい神秘的な力を持ち、時として多くの腕と頭を持っています。物質的な宇宙には三千三百万の管理的な半神が存在し、それぞれが宇宙の管理の特定の一面(熱、光、水、空気など)の責任を負っています。

16.(8-5)
バガヴァッド・ギーター(6.41-42)「敬虔な生命体の住む惑星で何年も何年も楽しんだあと、成功しなかったヨギーは高潔な人々の家庭、裕福な貴族の家庭、あるいは間違いなく非常に賢明である超越主義者の家庭に生まれます。まことに、そのような誕生はこの世界では稀です。」

17.(9-3)
バガヴァッド・ギーター(18.61)「おお、アルジュナよ。至高主はすべての人の心臓に位置していらっしゃいます。そして、物質エネルギーで作られた機械の上に座っているかのようなすべての生命体のさまよいを指揮していらっしゃいます。(is directing the wanderings of all living entities, who are seated as on a machine made of the material energy)

18.(11-3)
ラーダーラーニーは主クリシュナの至高の献身者であり、彼女は主の永遠の妃です。彼女はまた、クリシュナの喜びの内的にして霊的なエネルギーの具現体とも考えられています。

19.(12-1)
ブラーマーストラは、時としてヴェーダの時代の軍術において用いられた精妙な核兵器です。それはマントラを唱えることによって発射され、たとえ遠距離から発射されても大小の目標を他のものを傷つけることなく滅ぼすことができました。さらなる情報については、シュリマッド・バーガヴァタム1巻8章を参照のこと。

20.(12-2)
ヴァールミーキは、偉大なヴェーダの賢人であり学者でした。彼はヴェーダ文献の中でもっとも重要な歴史のひとつであるラーマーヤナを書きました。

21.(13-4)
主チャイタンニャ・マハープラブは、ヴァイシュナヴァ文献において神のもっとも慈悲深い化身として描写されています。主は人の身分や肌の色や宗教を考慮することなく至高神の愛を無料で配布したからです。主は1486年にベンガルにお現れになり、その美しい金色の肌色のために「黄金のアヴァターラ」としても知られています。主チャイタンニャ・マハープラブは、マハーマントラ---ハレ・クリシュナ、ハレ・クリシュナ、クリシュナ、クリシュナ、ハレ、ハレ。ハレ・ラーマ、ハレ・ラーマ、ラーマ、ラーマ、ハレ、ハレ---と唱えることを強調なさいました。

24.(16-2)
4万光年は23京5000兆マイル以上に相当します。(訳注:原語はクワドリリオン、quadrillion. 英国の英語では千の8乗、米国の英語では千の5乗。日本語の単位では千兆に相当します。この場合は米国式の計算による数字です。)

25.(16-5)

ゴピーはヴリンダーヴァンの牛飼いの娘たちであり、彼女らのクリシュナ意識への没頭とクリシュナへの愛には勝るものがありません。しかし、人は決して完全に超越的であるクリシュナとゴピーたちの恋愛関係を俗世の性的な関係と比べるべきではありません。性的な禁欲と極度の苦行の生活を送りながら、主チャイタンニャと6人のゴスヴァーミーたちは常にクリシュナの心情に没頭していました。ゴピーたちの中の長はシュリーマティー・ラーダーラーニーです。

26.(16-5)
カムサは彼の時代の最も強大な悪魔でした。そしてクリシュナの最も執拗な敵でもありました。「クリシュナ、至高の人格神」(SB10巻の要約研究)の中で、シュリーラ・プラブパーダはいかにカムサが何度もクリシュナを殺そうとしたかを語られます。最後にクリシュナはマスラーのレスリング場においてカムサをご自分の素手で殺されました。

27.(16-5)
プータナーは、クリシュナを殺すためにカムサによってヴリンダーヴァンに送られた恐ろしい魔女でした。彼女は自分の乳房に猛毒を塗りつけ、それを赤ん坊のクリシュナに差し出して吸わせました。彼女の目的をよく知っていたクリシュナは、彼女の生命の気を吸い出し、彼女を殺しました。
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この後にはプラブパーダに関する短文がありますが、これは他の本でも何度も繰り返し出てくるものなので省略します。
by ammolitering4 | 2009-09-22 22:53 | 「生は生より来たる」


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