朝の散策12

朝の散策―――12

1973年5月17日、ロサンゼルスのチェヴィオット・ヒルズ公園で霧のある朝に録音。
シュリーラ・プラブパーダの同行者は、Dr.シング、カランダーラ・ダーサ・アディーカーリー、クリシュナカーンティ・ダーサ・アディーカーリーと他の生徒たち。

1.「ヨガの武器」

SP:あなたには霧を消し去る力はありません。科学者たちは、かろうじてそれをいくらかの言葉を巧みに操ることで、それには何か特定の化学物質が含まれていると言って説明するだけです。(プラブパーダ、笑う)しかし、彼らはそれを消し去ることはできません。

DS:彼らはいかにして霧が形成されるかということについては説明することができます。

SP:それはそうかもしれません。そして私もそうできるかもしれません。しかし、それはあまり大した栄誉ではないのです。もしもあなたが本当にそれがどうやって形成されるのかを知っているなら、それならあなたはそれを相殺することができるべきです。

DS:私たちはそれがどうやって形成されるかを知っています。

SP:それでは、どうやってそれを相殺するかを発見しなさい。かつて、ヴェーダの時代の戦争では、原子的なブラーマーストラが使われました。(脚注19)そしてそれを相殺するために、対する軍はそれを水に変化させる武器を使わねばなりませんでした。しかし、今日そのような科学はどこにありますか?

DS:霧は牛乳のようなものです。牛乳は白く見えますが、それは実際は特定のたんぱく質の分子のコロイド状の懸濁液(けんだくえき)です。同様に、霧は水のコロイド状の懸濁液です。

SP:それでは、もしもあなたがある種類の火を創り出せれば、霧は直ちに消し去られるでしょう。水は火によって消し去られます。しかしそれはあなたにはできません。もしもあなたが爆弾を爆発させるなら、それは熱を発生させ、すべての霧は消えるでしょう。

カランダーラ:それは町全体に危害を加えるかもしれません。

SP:火が水を相殺することができるということは誰もが知っていますが、あなたは人々を殺したり不動産を破壊したりすることなく霧を消し去ることはできません。しかし、自然の方法によって、太陽が昇れば直ちに霧は消え失せます。太陽の力はあなたの力より偉大なのです。したがって、あなたは計り知れない力が存在することを受け入れなくてはなりません。

2.「神の兆候」

SP:計り知れない力の原則を受け入れること無くしては、誰も神を理解することはできません。神は、どんないわゆるヨギーでも神になれる、というほど安くはないのです。そのような模造品の神は、悪者と愚か者のためのものです。知性のある者は、そのような人が計り知れない力を持っているかどうかを試します。私たちは、クリシュナを神として受け入れます。主はご自分の計り知れない力をお見せになったからです。子供の頃、クリシュナは大きな丘を持ち上げられました。そして、クリシュナの化身である主ラーマは、水の上に石を浮かばせることで、脚柱のない橋を作りました。つまり、人は神を安っぽく受け入れるべきではないのです。今日では、ある悪者たちがやってきて、「私は神の化身です」と言い、別の悪者が彼を受け入れます。しかし、主ラーマと主クリシュナは、実際に彼らの計り知れない力をお見せになりました。時として、人々は、彼らの活動の描写は単なる作り話や神話であると言います。しかし、これらの文献はヴァールミーキ(脚注20)、ヴャーサデヴァ、および他のアーチャーリャたちによって編纂されました。彼らは皆、偉大で大変に学識のある賢者たちです。なぜこれらの偉大な賢者たちが単に神話を書くことで彼らの時間を無駄にするでしょうか?彼らは、決してそれが神話であるとは言いませんでした。彼らは出来事(の記述)を実際の事実として取り扱いました。たとえば、シュリマッド・バーガヴァタムの10巻において、ヴャーサデヴァはヴリンダーヴァンにおける山火事について語っています。クリシュナの牛飼い少年の友人たちは、皆恐れ、助けを求めてクリシュナのほうを見ました。主は単にすべての火を飲み込まれました。それは計り知れない神秘的な力です。それが神です。私たちは神すなわちクリシュナの微細な小片なので、わたしたちもまた自分たちの体の中に計り知れない神秘的な力を持っています―――しかし、ほんの少しの量なのです。

3.「科学的な知識はクリシュナから来る」

クリシュナカーンティ:医者たちは人間の脳の複雑な性質に驚嘆します。

SP:はい。しかし、体を働かせるのは脳ではありません。それは霊魂です。コンピューターはそれ自体で動きますか?いいえ。人間が動かします。彼がボタンを押します。そうするとそれから何かが起こるのです。そうでなければ、機械の価値は何ですか?あなたは機械を何千年も持っておくことができますが、それは人間が来てボタンを押すまで動きません。しかし、誰が働いているのですか?機械ですか?それとも人間ですか?同様に、人間の脳もまた機械です。そしてそれはパラマートマー、誰もの心臓にいらっしゃる神の拡張体の指揮の下で動いているのです。

科学者たちは、神と主の神秘的な力を受け入れるべきです。もしも彼らがそうしないなら、彼らは愚かであると考えられるべきです。超越的な知識に基づいて、私たちは多くの有力な科学者や哲学者たちに直接的に挑戦しています。先日、あなたはあの化学者を連れてきました。そして私は彼に「あなたは愚かです」と言いました。しかし、彼は怒りませんでした。彼はそれを認め、私は彼の議論のすべてを破りました。おそらくあなたは覚えているでしょう。

DS:はい。事実、彼は、自分の実験を行うのに必要なすべての手続き上の段階をおそらくクリシュナが自分に与えて下さらなかったのだろう、と認めました。

SP:彼はクリシュナに反抗しています。ですから、なぜクリシュナは彼に何らの便宜も与えるべきでしょうか?もしもあなたがクリシュナに反抗していて、あなたがクリシュナ抜きで栄誉を欲するなら、あなたは失敗します。あなたはまず従順でなければなりません。そして、そうすればクリシュナにあなたにすべての便宜をくださいます。私たちは大胆にいかなる科学者や哲学者とも対面し、彼に挑戦します。どうやって?クリシュナの力によってです。私が彼らと話すとき、クリシュナは私に彼らを破るのに必要な知性を下さることを私は知っています。そうでなければ、科学的な資格という視点からは、彼らは私たちよりもずっと優れた資格があります。私たちは、彼らの前では俗人です。しかし、私たちはクリシュナを知っており、クリシュナはすべてを知っておいでです。したがって、私たちはいかなる科学者にも挑戦することができます。ちょうど、小さな子供がとても大きな人に挑戦できるようなものです。彼は「僕のお父さんがここにいる」と知っているからです。彼は自分の父親の手をしっかりと握り締めます。父は決して誰も彼を傷つけないようにします。

DS:クリシュナ意識を理解しようとしない者にとって、人間の形の人生は駄目にされるのですか?

SP:そうです。自分の神との関係を理解しようとしない人々は、単に動物―――犬や猫のように死にます。彼らは生まれ、食べ、眠り、子供をもうけ、そして死にます。これが彼らの人生の総計です。これらの悪者たちは、「私はこの体だ」と考えます。彼らはアートマーについて何も知りません。アートマーは、自己、すなわち個々の魂を意味します。シュリマッド・バーガヴァタムとバガヴァッド・ギーターは私たちにアートマーに関する知識を与えますが、人々はこれに気づいていません。

人々はヴェーダ文献の中で人間社会に与えられた知識に気づいていません。たとえば、ヴェーダは私たちに牛の糞は純粋であると教えます。特にここアメリカでは、人々は糞をさせるために犬を道に連れ出します。もちろん、犬の糞は大変不潔です―――ばい菌が大繁殖しています。しかし、人々は大変な悪者なので、彼らはこれを考慮しません。その代わり、彼らは犬の糞をそこここに撒き散らしました。しかし、どこにも牛の糞は見当たりません。ヴェーダが牛の糞は純粋であると言うにも関わらずです。ここに看板があります。「ゴミを捨てることは違法です。」しかし、犬の糞は許されています。人々がいかに愚かであるか、見ても御覧なさい。草の上に紙切れを落とすのは非合法ですが、あなたの犬は糞をしてもかまわないのです。政府の権威者は、あなたに他の国から一個のマンゴーを持ってくることさえ許しません。しかし、彼らはあなたの犬にどこにでも糞を撒き散らすことを許すのです。この糞は感染性のばい菌にあふれているにも関わらずです。(訳注:現在では市町村の条例で犬の糞は飼い主が回収することが義務づけられている場合が多いです。実行していないケースも多いですけど。)

4.「宇宙計画:時間とお金の子供じみた無駄遣い」

DS:宇宙飛行士たちが月から地表に戻ったとき、宇宙計画の科学者たちは非常に注意深く行動しました。彼らは、宇宙飛行士たちが未知の何か新しいばい菌を持ってきたかもしれないと考えました。

そのため、彼らは宇宙飛行士たちを数日間隔離施設に入れました。念のために―――

SP:まず、彼らが月に行ったかどうかを確認しなさい。私はそう確信がありません。16年前、私が「Easy Journey to Other Planets(訳注:このサイトに邦訳あり)」を書いたとき、私は、宇宙を探査しようという科学者たちの試みは子供じみており、決して成功しないだろう、と書きました。何年もあとでサンフランシスコを訪れたとき、新聞の記者が私に聞きました。「月の探査に関するあなたの意見は何ですか?」私は彼に言いました。「それは、単に時間とお金の無駄遣いです。それだけです。」

クリシュナカーンティ:宇宙計画は最近別の失敗をしました。

SP:それはいつも起こっています。何だったのですか?

クリシュナカーンティ:彼らは、地球の周りを回って宇宙前哨地として機能するように、宇宙船を打ち上げました。しかし、それは失敗しました。それは20億ドルかかりました。

SP:なぜ彼らはそのように時間とお金を無駄にしているのですか?

クリシュナカーンティ:彼らは新聞で非難されていました。

SP:彼らは単に子供じみた愚か者たちです。彼らは何を得たでしょう?過去の―――何年ですか?何年の間彼らは月へ行こうとしているのですか?

DS:10年以上です。ロシアは1957年にスプートニクで始めました。

SP:しかし、彼らはその前も試みていました。ですから、仮に25年の間彼らが試みていると仮定しましょう。彼らは埃以外何も得ていませんが、それでも彼らは試み続けています。なんと執拗なのでしょう!宇宙計画は決して成功しません。

DS:彼らは、未来には火星の地表に行きたいと言います。

SP:彼らは皆、未来に関する彼らの言明で「偉人」になりつつあります。

DS:彼らは、それは約10年後に起こると言います。

SP:では、もしも彼らが1年と言えばどうでしょうか?彼らは10年あるいは1年と言うかもしれませんが、私たちはそのような提言は受け入れません。私たちは、彼らが今現在何をしているかを見たいのです。

DS:彼らは、小型の模型を作って技術を開発しています。

SP:彼らは単に子供じみています。子供の頃、私はトロッコが線路を走るのを見ていました。一度、私は考えました。「僕は棒を持ってきて電線を触ろう。そうすれば僕も線路を走れるだろう。」これらすべての計画を立てる科学者たちは、ちょうどこれと同じように子供じみています。彼らは非常に多くの時間とお金を使いますが、彼らの目的は何ですか?彼らの努力は救いがありません。彼らは実際には人生の目的を知らないからです。科学者たちは多額のお金を使っており、政治家は彼らに資金を提供していますが、結果はゼロです。彼らは、ある特定の病気を理解していないのに、それでも自分の患者にこう言う医者のようなものです:「いいでしょう、まずこの薬を試してみなさい。そして、もしもその薬が効かないなら、それならこの薬を試してみなさい。」医者は決して自分が病気の治療法を知らないとは認めません。科学者たちは単に虚勢を張り、騙しています。彼らは人生の本当の問題―――生、死、老、および病―――を解決することができません。そしてそのため、彼らの計画のすべては非実際的な水準で行われています。それはサンスクリットではアーカーシャ・プーシュパと呼ばれます。アーカーシャ・プーシュパとは、「空からの花」を意味します。宇宙を探査することで真実を知ろうとする彼らの努力のすべては、空からの花を摘もうとするようなものです。もう一つの例を挙げると、科学者たちは愚かな鴨のように行動します。インドでは、私たちは時として鴨が一日中雄牛の後をついて回っているのを見かけることがあります。鴨は、雄牛の睾丸を魚だと思っています。インドではこれはありふれた光景です。雄牛は歩き、一日中鴨はその後ろを歩いています。その大きな魚を追いかけ、「あれは落ちてくるだろう。そしたら食べよう」と考えているのです。
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そうだったのか、、、さすがインドのカモは違います。うちの田舎ではトラクターの後ろを白鷺が歩いてますが、彼らはトラクターが掘り返した土の中のミミズなどを食べているようです、念のため。。。
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by ammolitering4 | 2009-09-20 08:08 | 「生は生より来たる」


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