カテゴリ:「ハイヤーテイスト」( 8 )

第3章以下、最後まで

第3章 工場農業と思いやり

「もしも苦しみを感じたり見たりすることができるなら、あなたは躊躇しないでしょう。生命を返しなさい。肉を食べてはいけません。」
キム・ベイシンガー(訳注:アメリカ人の女優。「そんなことは誰でも知ってる」と思われるかもしれませんが、私は誰も知らないもので。。。)

第1段落

USDAのアメリカ農務省農業統計局(NASS)によると、2003年には、(魚などの)水生動物を含まないで、(アメリカで)100億頭の動物が殺されました。NASSは水生動物は数えませんが、殺された水生動物の数は屠殺された地上の動物の数を上回ると推定しています。NASSはまた、2004年には殺される動物の数は2.5%増えると予想しました。

農業動物改善運動(FARM)は次のように書いています。「今年(2004年)殺される予定の102億頭の家畜のうち、8億6800万頭(8.7%)は屠殺場に至る前に、病気、栄養不良、怪我、窒息、ストレス、「間引き」、あるいは他の致命的な工場農業手法によって死ぬでしょう。屠殺によらない死を割合が最も高いのは「レイヤー(採卵用の)」鶏でしょう。64.5%という、驚くべき数字です。

これは主に、すべてのオスが生まれたときに故意に窒息させられるからです。。。世界的には、国連のFAO(食糧農業機関)によれば、食糧として屠殺された動物の数は527億頭でした。この控えめな数字は、屠殺によらない死は含みません。また、小さな国々による過少申告も反映されておらず、何十億という水生生物も含みません。

第2段落
これらの数字は途方もなくて理解しがたいものですが、屠殺と、自分の食卓の上に出てくる肉製品との間に、意識的な関連付けをする人はほとんどいません。格好の例を挙げましょう。テレビのコマーシャルで、ドナルド・マクドナルド(訳注:マクドナルド・ハンバーガーの宣伝をするピエロ)は子供たちに、ハンバーガーは「ハンバーガー畑」に育つのだと言います。事実はそれよりはるかに不快なものです。

商業的な屠殺場(訳注:近代的な機械化された大型屠殺場)は地獄絵です。叫び声を上げる動物たちは、ハンマーで殴ったり、電気ショックを与えたり、衝撃弾で撃ったりして気絶させられます。それから気絶した動物たちは生きたまま逆さまに吊るされ、機械化されたコンベヤーシステムの上で死の工場を通り抜けます。喉は生きたまま切られ、生きたまま皮をはがれます。

「ビジネス倫理(Business Ethics)」誌の1999年11月・12月号に、この情景が描写されています。「私たちは、マクドナルドの原料提供者による屠殺場の残虐性に対して、懸念を表明せざるをえません。連邦の基準では、牛の皮をはぐ前に、100%の牛が完全に気絶していなければならない、と定めています。しかし、マクドナルドのトレーニングビデオによれば、皮をはいだり手足をばらばらにしたりする前に100頭の牛のうちの5頭に意識があるなら、それは許容されます。そして、本当の間違いの割合は5%をはるかに超えるかもしれません。」

テニスのチャンピオン選手、ピーター・バーウォッシュは、「ベジタリアン入門(A Vegetarian Primer)」誌の中で、屠殺場を訪問したときの自分の反応を描写して次のように書いています。「私は弱々しいデリケートな人物ではありません。歯の半分が折れてしまうまでホッケーをしましたし、テニスコートでは非常に競争心旺盛(competitive、競争、闘争意識が強い)です。しかし、屠殺場でのあの経験は私を打ちのめしました。

私は菜食主義を支えるすべての生理学上、経済的、そしてエコロジー的な論点を(訳注:頭では)知っていましたが、あそこから出てきたとき、動物に対する人間の残虐さを直接体験したことで、菜食に対する私の誓いに本当の基礎が築かれました。」

第3章は、「二十世紀」の節に菜食をしている有名人のリストが加えられています。それ以外は同じですので、今は省略します。

作家、哲学者、科学者などで菜食をする人は多くいましたが、現在ではその他にも多くの有名人が
菜食のエコロジー的で健全な考え方や、(動物への)思いやりを受け入れています。彼らの多くは、肉を食べないことにするという自分の選択について率直(outspoken)に語っています。(以下、リストには映画スター、歌手などのレコーディング・アーティスト、モデル、およびスポーツ選手が挙げられています。)

第4、第5、第6章も省略します。変更はありません。

第7章 レシピ

この章も省略します。最初にギーとパニールの作り方があります。

アジア料理
*ホット・アンド・サワー・トムヤムクン(タイのスープ)
*アジア野菜と豆腐とヌードルの炒め物
*ベトナム野菜のサラダ
*カレー・パフとタマリンドのチャトニー
*タイのもち米とマンゴーのデザート

インド料理
*ジャイプール風のダール
*グリーンピースとアーモンドのご飯もの
*北インド風のカリフラワーとジャガイモのカレー
*ほうれん草とパニールのカレー
*チャパティ
*ホット・アンド・サワー・パイナップル・チャトニー
*クルミとレーズンのハラヴァ

中東の料理
*スグリと松の実入りのトルコ風ピラフ
*レバノンのナスビのディップ
*ひよこ豆とゴマのペースト
*クスクスの野菜ソース添え
*イスラエルのひよこ豆のコロッケ
*レバノンのブルガー麦のサラダ
*フルーツコンポートのシリア風ミルクプディング添え

ヨーロッパ料理
*カボチャのスープ
*野菜グラタン
*ハーブ入りパン
*イタリアの市場のサラダ
*キャロブとファッジのケーキ
*スパイス入りリンゴジュース

ラテンアメリカ料理
*メキシコの青唐辛子のご飯もの
*トウモロコシと唐辛子入りのサツマイモスープ
*チェダーチーズと唐辛子のクッキー
*チーズ入りの豆とトルティーヤの軽食
*パパイヤのデザート

ギリシャ料理
*白い豆と野菜のスープ
*野菜の温サラダと、油とレモンのドレッシング
*ナスビのキャセロール
*シロップ漬けのナッツ入り焼き菓子

ヘルシースナック
*モグール地方のクミン入りのご飯もの
*ヴリンダーヴァン風の野菜シチュー
*マレーシアのサラダ
*焼いたポレンタのスパイシーなトマトソースかけ
*焼いたチアバッタのシリア風のディップかけ
*メープル・フルーツマフィン

その他の世界料理
*ゴーランガのジャガイモ
*パニールの揚げ物
*緑豆と野菜のご飯もの
*コフタのトマトソースかけ
*プーリー
*野菜のクリーミーソースかけ
*タイのご飯
*フォカチア
*野菜と日干しトマトのラザーニャ
*ほうれん草のリゾット
*ピザ
*チェリーのチーズケーキ
*サフロン風味のお米のプディング
*バラ風味のラッシー

「材料の説明」は省略します。

「おわりに」は省略します。「農場共同体」の節と「国際的な食糧援助」は削除されています。

「著者の紹介」(詳細は省略します)
ブータートマー・ダーサ(オースティン・ゴードン博士)
クールマ・ダーサ
ドルタカルマー・ダーサ(マイケル・クレモ)
ムクンダ・ゴスワミ

裏表紙

「ハイヤーテイスト」は、グルメな菜食料理の新しい世界への、そしてより高い目的地への、実践的なすばらしい入門書です。健康面および経済的な利点、道徳的および霊的に重要な論点を、食生活と栄養に対するこのエコロジー的な手法で学んでください。「ハイヤーテイスト」は、食べ方を変えることで人生を劇的に変えるにはどうしたらいいかを示します。

「国際クリシュナ意識協会は、菜食の食べ物が健康的でおいしくて目にも楽しいということを人々に知らしめるのに多大な貢献をしています。」
スコット・スミス、「ベジタリアン・タイムズ」誌

もしも地球を救いたいなら、ただ肉を食べるのをやめるだけでいいのです。それが一番大切な行動です。考えてみたらすごいことです。菜食は一度にいくつもの問題を解決します。エコロジーや、飢餓や、残虐さなどです。」
ポール・マッカートニー卿

本書はISKCON創設者である尊師A.C.バクティヴェダンタ・スワミ・プラブパーダ睨下の教えに基づいています。

ハイヤーテイスト改訂版 以上
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by ammolitering4 | 2010-01-13 05:39 | 「ハイヤーテイスト」 | Comments(0)

第2章 編集済み 

第2章全体を載せました。
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第二章 目に見えない肉の値段:食糧不足という俗信

環境の破壊をやめて私たちの天然資源を保護するために取りうる最も効果的な行動は、牛肉やその他の肉の消費を減らすことです。私たちの選択には力があります。私たち個人にとって最も健康的なことは、私たちの貴重な、しかし傷ついた惑星の生命維持システムにとっても最も健康的なのです。
ジョン・ロビンズ。「新しいアメリカへの食生活(Diet for a New America)」の著者。カリフォルニア州サンタクルズにある地球保護協会(EarthSave Foundation)の会長

食糧飢饉の解決

第1段落
ベストセラー『小さな惑星のための食生活』の著者でもあり食糧専門家のフランシス・ムーア・ラッペは、かつてテレビ放送のインタビューで、一切れのステーキをキャデラックのように見なすべきだ、と語りました。「つまり、こういうことです。アメリカに住む私たちは、ガソリンは安価なものという幻想に惑わされ、ガソリンを浪費する自動車を使うことに慣れきってしまいました。おなじように、穀物は安価なものという幻想に惑わされ、穀物で育てた家畜の肉を中心とした食生活に慣れきってしまいました。」

第2段落 
米国農業省の資料によれば、アメリカで生産される穀物の90パーセント以上は、食卓をかざる牛、豚、羊、鶏などに与えられます。しかし、肉の生産に穀物を使うという方法は、非常に無駄の多いものです。米国農林省の経済調査部によれば、穀物を16ポンド使っても、得られる肉は1ポンドでしかありません。

第3段落
世界がその天然資源を汚染し続けている中で、家畜を育てるにあたってもう一つ大きな懸念があります。水です。カリフォルニア大学の農業公開講座の土と水の専門家は次のように示しています。
1.牛肉1ポンドを作るには 5,214ガロンの水が必要。(1ポンドは約0.45kg、1ガロンは約4リットル)
2.鶏肉1ポンドを作るには   815ガロンの水が必要。
3.豚肉1ポンドを作るには 1,630ガロンの水が必要。
4.レタス1ポンドを作るには   23ガロンの水が必要。
5.麦1ポンドを作るには     25ガロンの水が必要。

著述家であり活動家でもあるジョン・ロビンズは、「今日カリフォルニアでは、6ヶ月丸々シャワーを浴びないよりも、牛肉1ポンドを食べないほうがもっと水の節約になるでしょう」と書いています。

第4段落
アーロン・アルツル博士著『タンパク質・その化学と政治』の中で、1エーカー当たりのカロリーで見れば、穀物、野菜、豆類に基づく食生活の方が肉を食べる食生活に比べて20倍以上の人々を養える、と述べています。現在では、アメリカおよびヨーロッパ、アフリカ、アジアの諸国では、全耕作面積の約半分が畜肉動物の飼料を生産するために使われています。そのため、地球上の全耕作地を主に菜食のための食糧を生産するために利用すれば、200億人以上の人口をかるく養えます。

第5段落 
これらの事実をもとにして、食糧研究家たちは、世界の飢餓問題は多分に幻想である、と指摘しています。今でも私たちはこの惑星に住むすべての人々を養うのに十分な食べ物を生産しています。

不幸にして、それは効果的に配分されていません。世界飢餓協定(The Global Hunger Alliance)は次のように書いています。「餓死のほとんどは、すでにある食料減の不公平な分配と非効果的な利用によって引き起こされる慢性的な栄養不足が原因です。同時に、工場農業(factory farming)として知られる家畜の集中飼育(intensive livestock operation)などの無駄の多い農業手法が、すべての生命が依存する天然資源を急速に汚染し、枯渇させています。これらの方法によってより多くの食料を生産しようとする試みは、単に水汚染と土壌の劣化の増大と、ひいては飢餓の増大につながるに過ぎません。」

国連の世界食糧会議に提出された報告書は、これに同意を示しています。「富裕層が必要以上に肉を食べることは貧困層の飢えを意味します。この無駄の多い農業は改善されなければなりません。穀物で牛を飼育する飼育場を制限することが必要です。肉牛の数を大幅に減らすことさえ必要です。」

生きた牛は経済的な資産


第1段落
牛乳、チーズ、バター、ヨーグルトなどの高タンパク食品を生産しつづける生きた牛の方が死んだ牛よりも人々に多くの食料を与えることは一目瞭然です。

第3世界の飢餓の危機を解決しようとして、人々はインドのような国を見て、なぜその国の人々が貴重な穀物を巡って動物と競い合うことに甘んじるのか、といぶかりました。なぜ彼らは牛を食べてしまわないのでしょうか?しかし、ほとんどのヒンズー教徒は牛を神聖であると考え、屠殺しません。この文化的な傾向により、食料エコロジストたちは人間と牛の間の共存を研究し、その関係が実際に競争的であるのか、そして飢餓問題が牛を屠殺することで解決できるのかということを理解しようとしました。

ミズーリ大学のステュワート・オデンハルは、インドの西ベンガル地方の牛について詳しく研究した結果、牛は人間の食べ物を奪っているどころか、(モミガラやサトウキビの上部など)収穫された農作物の人間には食べられない残りの部分と草だけを食べている、と報告しています。「基本的に、牛は人間にはほとんど価値のない物を、直接役に立つ製品に変えます。」これは、インドでは人々が牛を殺さないから飢えているのだ、という俗信を打ち消すことになるでしょう。

むしろ、インドにおける食料問題は、牛よりも、時々起こるひどい旱魃や政治的な大変動、あるいは産業化が大きな原因であるという研究結果がでました。これは多くの第3世界の国々に共通しています。

第2段落 
殺さなければ、牛は驚くほどの量の高品質で高タンパクの食べ物を生産します。アメリカでは80年代に乳製品の生産を故意に規制する試みがなされ、政府はバターとチーズと脱脂粉乳を大量に備蓄することを強いられました。その量は毎週45ミリオンポンド(4500万ポンド、20,412,000kg、2万412トン)ずつ増えました。事実、当時アメリカに存在した一千万頭の牛はあまりにも大量の牛乳を生産したので、政府は時折乳製品を無料で貧困層に配給しました。(生きている)牛が人間にとって最も価値のある食料源の一つであるということは、全く明白です。悲しいことに、80年代半ばに、合衆国政府は乳製品を大量に備蓄することで牛乳の値段を支える必要をなくすために、何百万頭もの乳牛を買い取って屠殺しました。 

第3段落
アザラシやイルカ、クジラなどを屠殺から守る運動は盛んです。それでは、牛を保護する運動もあってしかるべきではないでしょうか?経済的な点からだけ見ても、健全な考えであるように見えます。

肉の値段は思っているより高い


第1段落
食肉業者は、経済的にも政治的にも権力をにぎっています。肉食の宣伝に自前のお金を何百万ドルも費やしているだけではなく、税金を不公平にうけとっています。現実的に言って、畜肉業はあまりにも無駄が多く、また高くつくので、この業界がなりたってゆくためには補助金が必要です。

ほとんどの人は、政府が食肉産業に無条件の補助金や好意的な貸付保証をしたり、その余剰製品を買い取ることによって、いかに手厚く支えているかに気がついていません。(しかもその余剰製品は多くの場合は処分されます。)これらの政府助成金の値段札は、私たちの子供たちの健康に表れます。2003年には、合衆国の全国学校給食プログラムは生徒たちに低費用の食事を与えるために、学校に60億ドル(600億円)以上も提供しました。

これは慈善事業のように見えますが、全国学校給食プログラムはもともと二つの目的のために作られました。一つは収入に関係なく子供たちに健康的な食事を提供すること。もう一つは「牛肉への需要を強化すること」によって農業関連産業を助成することです。肉を主体とした食生活が健康におよぼすあらゆる害を考慮すると、これは私たちの子供たちに、そして助成された給食を受け入れる他にほとんど選択の余地がない家庭に、何をしているのでしょうか?

第2段落
今日では、連邦政府は毎年8億ドル(80億円)以上の主に肉と乳製品を買い取り、学校で生徒たちに与えるために提供しています。連邦政府は、肉と乳製品の他に穀物と野菜と果物などすべての農作物を買い取るべきであるとされていますが、ロビー活動(訳注:利害関係者集団による、政治家に対する働きかけや圧力)に直接反応した購買をする傾向があります。

2001年には、USDAは学校に提供するために、牛肉および他の肉製品の余剰分に3.5億ドル(35億円)を支払いました。果物と野菜に払った額の二倍以上です。(そのほとんどは缶か冷凍。)より健康的なメニューを開発するために学校と共同して働いた栄養学者ジェニファー・レイモンドは、次のように言います。「基本的に、それは供給者への福祉プログラムです。。。それは農作物生産者のための価格支援プログラムであり、学校は単に購入された品物を捨てる場所でしかありません。」

この「福祉プログラム」を運営するお金は税金でまかなわれます。そして、市民は自分たちの子供たちの健康にかかる費用も負担します。かつては珍しかった子供の肥満、心臓病、2型糖尿病その他の、高コレステロールと高飽和脂肪の食事に伴う大人のものだった問題と、親たちが取り組まねばならない現状だからです。

第3段落
アメリカ政府は、ほとんど公表されていない動物の病気の問題を調査するために、全国ネットで検査官を保持しています。そのために巨額の税金が毎年、政府から流れ出ています。病気にかかった動物を始末すれば、政府は飼い主に補償金を支払います。

これについて、ニューヨーク・タイムズ紙の社説は、この助成金を「非常識だ」とし、「国民の財産を盗むスキャンダルだ」としました。

現在では、世界中の先進国の政府が、自国の農家が抱える「狂牛」に対して支払いをしています。2001年だけで、イギリス政府は「狂牛」に9,100万ポンド(1ポンド150円として135億円)以上を支払いました。他の政府も同様の出費をしています。

環境破壊

第1段落
肉食のために支払うもう一つの代価は環境汚染です。米国農業調査研究機関は、国内の何千もの屠殺場と飼育場から流れ出す、ひどく汚染された排水と下水が、河川の汚染の主な原因となっていると指摘しています。地球上の淡水の水源が、汚染されてきているばかりでなく枯渇してきているのは、急速に明らかになっています。中でも食肉業界は、著しく破壊的です。

第2段落
ジョン・ロビンズは、自著「食料革命(The Food Revolution)」の中でこう書いています。「合衆国で一年間に処理される鶏のほうが世界の人口よりも多いのです。鶏が76億、人間が60億です。合衆国には人間よりも多くの七面鳥がいます。七面鳥3億に対して、人間が2億8千万です。さらに、現在では合衆国全体で豚が1億頭、肉牛が6千万頭います。これだけたくさんの動物が出す糞便がどうなると思いますか?それについて考える人がいるでしょうか?」

第3段落
動物の糞便(manure、牛糞などの有機肥料)はいつの時代も自然な肥料でしたが、それが山のように貯まると、大変な廃棄物問題になります。不幸にして、その多くは水路に流れ込みます。「肉の大量生産は公害の主要な原因になりました。。。近年では、家畜の糞尿が魚の大量死やフィエステリア(訳注:有毒な藻の一種)などの病気の発生に関わっていると見られています。フィエステリアに汚染された水に触れたり摂取したりすると、記憶の喪失、意識障害、激しい皮膚炎などが起こります。現在、合衆国では家畜は人間の130倍の糞尿を作り出しています。。。これらの巨大農場は急増しており、人口密度の高い地域では家畜の糞尿が飲み水を汚染しています。」(タイム誌、1999年11月8日号)

地球温暖化

第1段落
大気は複数のガスの混合物からなります。その精密は組成は太古の昔から安定していました。しかし、二十世紀から二十一世紀に移行するにあたって、私たちは大規模な危機に直面しています。自然は私たちの大気の中の酸素と二酸化炭素の微妙なバランスを維持してきました。現在のように二酸化炭素が増加すると、結果は表れています。極致の氷冠は解け始め、海面は上昇し、気候の変動は世界中で明白です。

第2段落
地球温暖化に対して最も普通に言われる原因は、私たちが大量の化石燃料を燃やしているというものです。(汚染物質の)排出量は、もちろん産業化された国々が最大です。これらの排出量の大きな原因となっているのが農業です。主に大量の窒素肥料の使用が原因です。最も一般的な形の窒素肥料である硝酸アンモニウムは、実は化石燃料である天然ガスから得られます。合衆国で使われる窒素肥料の4分の1は、家畜の飼料として育てられるトウモロコシに使われます。

第3段落
合衆国政府は地球温暖化の重要性を最小化しようとしましたが、気候の変動はすべての種の生命にとって深刻な重要性があります。控えめな予測によれば、今後100年で地球の気温は4度上昇するだろうと考えられています。環境保全主義者であるデイビッド・スズキは次のように書いています。

「私たちのほとんどは、1度の変化には適応できます。しかし、4度というのは事実上、氷河期と私たちが今いるような温暖期との違いです。そのような変化が自然に起きるには1万年かかります。そして、私たちが問題にしているのは、そのような変化がおよそ100年で起こるということなのです。世界中の種に、農業に、そして気候に依存する他の生活パターンに対して、劇的な混乱を起こすことなく私たちがそれに適応できると考える環境保護論者(エコロジスト)はどこにもいません。」西洋世界の無類の肉食は、この気候変動の大きな原因となっています。
 
社会的な葛藤(conflict、利害の対立)

第1段落
食用のための植物を育てるの農業(vegetable agriculture)よりはるかに広大な土地を必要とする、無駄の多い(訳注:あるいは破壊的な)食肉産業は、過去何千年もの間、社会における経済的な衝突の原因を作ってきました。

「人間の栄養のための植物性食品(Plant Foods for Human Nutrition)」に掲載された研究によれば、肉を作るために取り分けられた1エーカーの牧草地と、穀物生産用の1エーカーとでは、後者の方が5倍のタンパク質を生産します。

豆類の場合は1エーカー当たり10倍、ホウレン草では28倍のタンパク質がとれます。このような経済的事実は古代ギリシャでも知られていました。このような経済的な事実は古代ギリシャにおいても知られていました。プラトン(ソクラテスの弟子)は著書「国家」の中で、偉大な哲学者ソクラテスが菜食をすすめていることを書いています。菜食をすれが国家が農業資源を最も知的に利用できるからです。ソクラテスは、人々が動物を食べ始めればさらに広大な牧草地が必要になってくることを警告しています。

ソクラテスはグラウコン(訳注:プラトンの兄)に尋ねました。「昔、十分に国民を養ってきたこの国土も、今ではあまりにも小さくなってしまいました。十分ではないと思いませんか?」するとグラウコンは本当にそうだと答えました。「そして、グラウコンよ、そうなれば私たちは戦に出かけるのではありませんか」という問いに対して、「まさにその通りです」とグラウコンは答えたのでした。

第2段落 
ヨーロッパの植民地開拓時代の戦争に、肉食がどれほど大きな影響をおよぼしていたのかを考えてみるのも、興味深いものです。インドその他の東洋諸国との間の香辛料貿易は、大きな争いの原因でした。当時のヨーロッパ人たちは、塩漬けの肉を食べて暮らしていました。彼らは、単調で不愉快なその肉の味をごまかすために、大量の香辛料を競って購入したのでした。香辛料取引から得られる儲けがあまりにも大きかったので、その原産地を保持するために政府や商人たちは躊躇せずに武器を使用しました。

第3段落 
現在でも、世界の大規模な衝突のほとんどは食糧の不足を中心として生じています。既に1974年には、米国中央情報局(CIA)が「穀物飼育をしている食肉動物の消費を豊かな国々が急速かつ大規模に減少させない限り」近い将来世界中の人口を支えるのに十分な食料が得られない事態が発生するであろうと警告する報告書を提出しています。事態は改善していません。

第4段落
先進国における肉食は、世界の飢餓と確かに関連しています。そしてそのため、それは戦争とも関連しており、それがさらなる飢餓の原因となります。毎日世界中で4万人の子供たちが栄養不良が原因で死亡します。合衆国の家畜は、毎年合衆国の人口の5倍以上を養うに十分な量の穀物と大豆を食べます。ある研究によると、もしもアメリカ人が肉食する量を10%だけ減らせば、毎年1200万トンの穀物を人間が消費するためにまわすことができます。それは、毎年餓死する6千万人の子供と大人を養うのに十分な量なのです。

菜食で節約する

さて、地政学的見方からはなれ、私たちの家計簿に目を向けてみましょう。あまり知られていませんが、穀類、豆類、乳製品は良質の高タンパク源です。同じ重さで比べた場合、多くの菜食の食品は肉よりも、この重要な栄養素(タンパク質)に富んでいます。
 
肉100グラムあたりには、タンパク質は20グラムしか含まれていません。(もうひとつ考慮すべき事実は、肉の重量の50パーセントは水分であるということです。)比較すると、チーズやヒラ豆は100グラムあたり25グラムのタンパク質を含み、大豆は100グラムあたり34グラムのタンパク質を含んでいます。

肉に含まれるタンパク質は菜食の食品中のそれより少量ですが、値段はずっと高価です。

2005年8月にフロリダのあるスーパーマーケットで行われた価格調査では、サーロインステーキは1ポンドあたり7ドル89セント、おいしい菜食料理の主要な材料は1ポンドあたり1ドル50セント以下でした。

8オンス入り(約230グラム)の容器に入った1ドル59セントのカッテージチーズは、1日に必要なタンパク質の60パーセントをみたします。ベジタリアンになれば、一人当たり年間少なくとも数百ドル(数万円)の節約となり、一生を通じてみれば、その金額は何千ドルにものぼります。消費者全体でみれば、年間何十億ドルも節約できることになります。これらすべてを考慮すれば、ベジタリアンにならないでいることは難しいと言わざるを得ません。
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by ammolitering4 | 2010-01-11 01:43 | 「ハイヤーテイスト」 | Comments(0)

第1章 編集済み

achaさんのご協力を得て、第1章の編集を済ませることができました。ありがとうございます。内容は基本的に以前の翻訳に私の追加分を入れただけですが、ところどころ変えている箇所もありますので、お手元に旧版をお持ちの方もぜひ全体を通してお読みください。
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「人々にバランスの取れた菜食の食事をするように言うのが、なぜそれほど思い切った劇的なことと受け取られるのか、私には分かりません。人間を切り刻むのは医学的には保守的なことだというのに。」
ディーン・オーニッシュ医師。カリフォルニア州ソーサリトにある予防医学研究所の所長、および「ドクター・ディーン・オーニッシュの心臓病を治すプログラム」(原題:Dr. Dean Ornish's Program for Reversing Heart Disease)の著者

第一章 健康と菜食

食生活が健康の回復や維持に大切な役割を果たしていることについての証拠が増えつづける中、さらに多くの人々が、菜食に関心を寄せています。菜食と肉を主体とした食事を比較する場合、二つのことを考えてみなければなりません。人間の体の解剖学的な構造と、肉を食べることが体に及ぼす影響です。

食べるという行動は手と口から始まるので、これらの器官を調べると、幾らかのことが明らかになります。人間の歯は、すべての草食動物と同じように、潰したり噛んだりするように作られています。人間には、肉食動物の特徴である、肉を裂くための牙はありません。

一般に、肉食動物は食物を噛まずに飲みこむので、臼歯や(訳注:食べ物を噛んで潰すために)横に動く顎は必要ありません。同様に、人間の手には鋭い爪がなく、(訳注:他の指と)向かい合わせることのできる親指があります。獲物を殺すより、果物や野菜を収穫するのに適しているのです。

肉の消化

第1段落
いったん胃の中に入ると、肉は消化のために胃酸を多くふくむ消化液を必要とします。人間や他の草食動物の胃酸は、肉食動物の20分の1以下しかありません。

第2段落 
肉食動物と菜食動物の腸も異なります。食肉は死んだ肉であり、肉は死ぬとほぼ直ちに腐敗を始めます。肉が摂取されると、この腐敗物が体を毒します。だから肉食動物は食べたものを急いで排出しなければならないのです。肉食動物の消化器官が体長の3倍しかないのも、このためです。肉を食べない動物と同じように、人間は体長の12倍もある消化器官を持っています。そのため急速に腐っている肉を体内に長時間留め置くことになり、多くの有害な影響を及ぼします。

第3段落 
もっとも大きな悪影響を受けるのが腎臓です。血液を浄化するという重要な役目を果たしている腎臓は、肉を食べることによって発生する多量の毒素によって疲弊します。あまり肉を食べない人でさえ、ベジタリアンの3倍も腎臓を酷使しています。若いうちはこれに対処できるかもしれませんが、年をとるにつれ、様々な腎臓病の恐れが増し、ついには腎不全になる可能性があります。

第4段落
すい臓もまた、毒物によってマイナスの影響を受けます。本当の肉食動物は肉を生で食べます。人間は加熱調理された肉の味のほうを好みます。加熱調理は、肉食動物が肉を消化する助けになる、肉の中の自然な酵素を滅ぼします。したがって、すい臓はより多くの消化酵素を作り出せねばなりません。そのため徐々に負担がかかり、弱って病気を招きます。
 
心臓病

第1段落
人体が動物性脂肪をあまり多く摂取できない事実も、肉食の不自然さを表しています。肉食動物は、ほぼ無制限にコレステロールや脂質を問題なく新陳代謝できます。犬を使った実験によれば、毎日2分の1ポンドのバター(226.8グラム)を2年間与えつづけたところ、血清中のコレステロール値には何の変化もあらわれませんでした。

第2段落 
一方、草食動物は、必要以上のコレステロールや飽和脂肪酸に対して、厳しい限界をもっています。必要以上の量のコレステロールを長期間にわたって摂取すると、動脈の内側に脂肪質の壁が形成されます。これが動脈硬化として知られる、動脈が硬くなった状態です。こびりついた脂肪壁が心臓への血液循環を妨げるので、心臓発作や心臓マヒ、動脈硬化の危険性が非常に高まります。 
 
第3段落
ニューヨーク大学の栄養学部長マリオン・ネッスルは、「アメリカ人の食生活において、飽和脂肪酸の中で肉が占めている割合は異常に高いのです」と述べています。早くも1961年には、「アメリカ医療協会ジャーナル(Journal of the American Medical Association)に、合衆国における死因の半分以上を占める心臓病の症例の97%が菜食によって予防可能である、と述べられています。これらの発見は、飽和脂肪の割合が高い食事が心臓病を引き起こすという、アメリカ心臓協会(American Heart Association)による報告によって裏づけられています。

第4段落
いくつか興味深い統計があります。
1.血液中のコレステロール値が1%低下すると、心臓病のリスクが3-4%減る。
2.ベジタリアンの血中コレステロール値は、非ベジタリアンに比べて14%低い。
3.ベジタリアンの心臓病による死のリスクは、非ベジタリアンに比べて半分である。



第1段落
結腸ガンと肉食を結びつける多くの研究の中にも、さらなる証拠を見ることができます。肉を中心とした食事は、ほとんど必ず高脂肪で低繊維です。これは結腸内での食物の通過を長引かせることになり、有害な廃棄物が腸に悪い影響を与えます。オレゴン州立大学の動物科学者であるピーター・R・チーク教授は次のように書いています。「様々な国における結腸癌の発生率は、一人当たりの赤身の肉(red meat、牛肉などの加熱しても白くならない食肉)と動物性脂肪の消費と強く関連しており、繊維質の消費と反比例しています。結腸癌の病因における肉食の役割を示す証拠の優越によって、最も熱心な動物学者、あるいは肉食支持者も、多少は愕然とするに違いありません。」さらに、肉は消化される際に発ガン物質であるステロイド代謝産物を出すことが知られています。

第2段落
前述のように、本物の肉食動物は生肉をすばやく、およそ3時間で消化管を通貨させます。人間の消化管は長いので、肉を処理して消化するには12-18時間かかります。消化管内の環境は温かくて湿気があるので、肉は腐って遊離基(フリーラジカル)、すなわち不安定で破壊的な酸素原子を作り出します。フリーラジカルは癌や早期の老化や他の消耗性疾患の原因となります。これらのフリーラジカルは、長い消化プロセスの間に体内に放出されます。

第3段落
研究が進むにつれて、肉食と他の癌を関係付ける証拠が恐るべき速さで積み重なっています。フラミンガム健康研究所(Framingham Health Study)および国立心臓・肺・血液研究所(National Heart, Lung, and Blood Institute)の所長であるウィリアム・キャステリ医師は次のように書いています。「植物を主体とした低脂肪の食事は、心臓発作の割合を85%下げるだけでなく、癌の割合も60%下げます。」
 
第4段落
ガンの研究調査でもっとも衝撃的な報告のひとつに、ニトロリアミン反応があります。ニトロリアミンは、例えばビール、ワイン、茶、タバコなどにふくまれる2次的アミンが、肉の防腐剤と化学反応を起こすものです。食品医薬品局(FDA)は、ニトロリアミンについて次のように説明しています。「これまで発見された中で最も危険で不安定な発ガン物質群であり、人間の癌の原因においてそれらが果たしている役割が、専門家のあいだに不安を招いている。」

オークリッジ国立研究所のウィリアム・リジンスキー博士は、実験動物にニトロリアミンを与える実験をしました。その結果、6カ月とたたないうちに、100パーセントの動物に悪性腫瘍が発見されました。彼は「ガンは脳、肺、膵臓、胃、肝臓、副腎、腸などあらゆる部分を侵していました。動物たちは滅茶苦茶になっていました。」と述べています。

第5段落
人間の臓器に対するニトロサミンの影響に関する最近の研究はほとんどありません。それが発がん性であるというのは、かねてから証明されています。どんな形態の肉を食べる人でも、危険にさらされています。

肉にふくまれる危険な化学薬品

第1段落
一般の消費者には知られていない、他の危険な化学薬品も肉や肉の加工製品にふくまれています。ゲイリー・ナル、スティーヴン・ナル共著の『あなたの体の中の毒』(Poisons in Your Body)では、企業経営による動物工場の内情が明らかにされています。「動物たちは、トランキライザー(精神安定剤)、ホルモン剤、抗生物質を始め、そのほか2700種あまりの薬品を続けざまに投与されながら、生き永らえさせられ、太らされます。その過程は動物が誕生する以前から始まり、死んだ後にも続きます。消費者の口に入る時にはこれらの薬品は依然として肉に残っていますが、法律では表示しなくてもよいとされています。」

第2段落
これらの化学物質の一つは、(遺伝子)組み換え型の牛成長ホルモン(rBGH/BST)、すなわち合衆国でジエチル・スチルベストロール(訳注:女性ホルモン作用を持つ合成物質)の代替として近年になって開発された合成成長ホルモンです。ジエチル・スチルベストロールは発がん性があることが分かっています。

rBGH/BSTは、合衆国には牛乳が余っているにも関わらず、牛乳の生産を増すために使われます。rBGH/BST 処理を施した牛乳はヨーロッパ連合とカナダでは、健康に深刻な害があるとして禁止されているだけでなく、 rBGH/BSTは肉食をする者にとっては二つのもっと深刻な健康への害に関連しています。処理された牛の牛乳の中に存在していて、パスチャライズ処理によって取り除かれないだけでなく、 rBGH/BSTは肉の中にかなりの量が含まれるのです。

第3段落
まず第一は、 rBGH/BSTを施された牛は、他の牛よりもかなり高い割合で乳房が腫れ上がります。この問題を打ち消すために、農家は牛に大量の抗生物質を投与します。その抗生物質は、乳脂肪を含む牛の脂肪細胞に検知可能な量が残っています。このプロセスが原因となって、抗生物質に耐性のあるバクテリアが繁殖し、人間の病気を治療するために使われる抗生物質の効果がますます落ちます。FDA(アメリカ食品医薬品局)は、ペニシリンとテトラサイクリン(抗生物質の一種)によって食肉産業は年間に19億ドル(訳注:1ドル100円として1900億円。以下同様)も節約できると推定しています。それは彼らが人間の健康にとって害となりうる可能性を見過ごすに足る理由となっています。

第4段落
第二の健康への害は、ホルモン処理を施された牛乳の中に見られる、インシュリン成長因子(IGF-1)の上昇です。 IGF-1は、人間においても牛においても同じ形をとり、どちらの場合も体の細胞が成長ホルモンに反応するあり方をコントロールします。人間の体に IGF-1が増えると、様々な病気が引き起こされます。その中の少なからぬ症例が、大腸、甲状腺、胃、表皮、および乳房の癌です。

狂牛病

第1段落
正しくは牛海綿状脳症(BSE)として知られる狂牛病は、世界中に恐怖を巻き起こしました。当然のことです。しかし、何が原因でしょうか?科学者たちは、 BSEは脳を蝕む病気の一種だと言います。同種の病気は、羊、ミンク、鹿、エルク(訳注:大型の鹿)、猫、および人間に見られます。実際、カリフォルニア大学の研究者である生化学者スタンレー・プルーズナーが、一片のタンパク質である「プリオン」の数式の中に炎症の源を発見する助けとなったのは、 人間型の BSEでした。 BSEは、人間型がそうであるように、共食いによって伝染することが証明されました。そして、感染した牛肉から人間へというように、種を超えて伝染しうることも証明されました。

第2段落
世界中で、近代的な農家は家畜を飼育場で育て、草の代わりに穀物を与えます。穀物は育てるための費用が大きなタンパク源なので、農家はもっと安いタンパク源を探しました。病気で死んだ家畜、精肉産業と皮革産業で使われなかった部分(動物の体重の約半分)、車にはねられた動物、安楽死させられたペット、および動物管理センターに殺処分された動物は、24億ドル(2400億円)の畜産動物油脂製造業(以下、レンダリング産業)の一部です。
(参考資料、日本畜産副産物協会)http://www.jlba.or.jp/con08_3.html

ロサンゼルスだけでも毎月2千トンの安楽死させられたペットがレンダリング業者に送られます。その数字はイギリスでもほとんど同じです。(訳注:これはイギリス全体を指すのでしょうか?)これらの動物と動物の部位は、脂肪とタンパク質の塊に分離するまで蒸されます。脂肪は化粧品、潤滑油、石鹸、およびロウソクに使われます。タンパク質の塊は、乾燥されて粉にされ、「濃縮タンパク質」として飼育場に売られ、そこで動物の餌に混ぜられます。牛、羊、鶏、および豚は、共食いを強要されるのです。

第3段落
1988年にはイギリスで2千件の狂牛病の症例が報告されました。反芻性動物に反芻性動物のタンパク質を与えることは禁止されているにも関わらず、1992年には新しく3万5千件の症例が確認されました。1993年には、2人のイギリス人の酪農家がクロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)、すなわち人間型の BSEで死亡しました。二つのことが明らかになりました。 BSEは牛乳を通して牛から子牛へと感染します。また、感染した肉を食べることで、他の種も病気になります。

第4段落
イギリスは、飼育場の運営や BSEの危険についても、唯一の国ではありません。アメリカの牛もBSEにかかり、アメリカの人々も CJDに苦しんでいます。1996年4月には、テキサスの北東部の一角だけで CJDの症例が8件診断されました。BSEが種を超えて感染する前の、通常の感染の割合は100万人に一人の死亡例というものです。

第5段落
そして、合衆国もイギリスも、農家が反芻性動物のタンパク質を家畜に与えるのを規制した一方で、農家は飼っている草食性の動物に動物たんぱくを与える試みを続けています。伝染性を取り除くための加工がほとんど施されていない、噴霧乾燥(スプレードライ加工)された血液製品の飼料中での使用はますます増えています。この原稿を書いている2006年現在、BSEは新しく合衆国、イングランド、スコットランド、スウェーデン、カナダおよび日本で発生し続けています。危険は去っておらず、問題は解決されていません。

その他の危険

第1段落 
ハム、ベーコン、ボローニャ・ソーセージ、サラミ、フランクフルト、および魚肉を含む肉製品の腐敗を遅らせるために、保存料として用いられる化学物質、硝酸ナトリウムと亜硝酸ナトリウムも、健康に害があります。これらの添加物は、血液と筋肉の中の色素と反応することによって、肉にその鮮やかな赤い色を与えます。これらを使用しなければ、死んだ肉の自然な灰色がかった茶色は、多くの見込みのある客を追い払ってしまいます。
 
第2段落
あいにく、これらの添加物は、死んだ肉の血液と生きている人間の血液とを区別しません。たくさんの人々が誤ってこの添加物を多量に摂取したために中毒死しています。特に幼児や乳児にとっては、もっと少ない量でも有毒です。国連の食糧農業機関(FAO)/世界保健機関(WHO)の食品添加物に関する専門家委員会は、「硝酸塩は決してベビーフードに添加すべきではない」と警告しています。FDAのA・J・レイマンは「硝酸塩の使用量については、安全基準の境界線が非常に微妙である(安全な量と危険な量の間には、少しのゆとりしかない)」と指摘しています。

第3段落
屠殺された時の精神的な衝撃も、「痛みの毒」(強力な刺激物)として、肉にしみこみます。これが尿素や尿酸などの動物の血液中の取り除ききれない老廃物と組み合わさり、人がたべる肉をさらに汚染します。

肉にふくまれる病気

第1段落
有害な化学物質に加え、動物自身の病気が肉に含まれている場合も多々あります。不潔な狭い場所におしこめられ、むりやり餌をあたえられ、非人道的に扱われる屠殺を運命づけられら動物は、普通の動物よりはるかに多くの病気にかかります。肉の検査官は不適切な肉を除外しようとしますが、食肉業界からの圧力と検査時間の不足のため(ほとんどの検査は2分以下)、検査に合格した肉は客が考えているよりはるかに不健全です。

第2段落 
USDA(米国農務省 )の肉の検査方法は、どちらにしても疑問の余地があります。それらの方法は、1907年の肉の検査条例に基づいています。それは検査官が汚染の有無を調べるのに視覚、嗅覚、および感触に頼ること、つまり、「つついて匂いをかいでみる」方法を取るように指導しています。しかし、問題は「つついて匂いをかいでみる」方法では大腸菌O157:H7株やサルモネラなどの猛毒の汚染を探知できないことです。1996年にUSDAは検査方針を変更し、精肉業者がより多くの社内検査を行うことを認可しました。結果として、消費者の安全はますますないがしろにされるようになりました。

第3段落 
USDAは、これらの低い水準を適用するにあたっても甘いということが知られています。連邦の取り締まり機関の監査をするアメリカ会計検査院は、米国農務省が屠殺場の違法行為を見逃している、と指摘しています。ネズミなどの糞やゴキブリ、サビなどで汚染された肉が、スイフト社、アルモア社、カーネーション社などの精肉会社で発見されています。

政府説明責任プロジェクトの食品安全理事であるフェリシア・ネスターは、記者たちに次のように語りました。「連邦政府の検査官は、食品ではなく書類をチェックします。そして彼らは、製品が紫色のUSDA認可シールを貼られる前に糞便や他の汚染物を取り除くことを禁じられています。」2004年の調査に返答した206人の食肉検査官は、「USDAの新しい規則が原因で、動物の糞便、嘔吐物、金属の破片、あるいは他の汚染物に対して、業者が直接的な行動をとらないということが、毎週、あるいは毎月起こっていた」と述べました。(訳注:これは調査票の返答を総合したもの)

法律が厳格に施行されれば精肉業者は一軒残らず営業停止になる、として甘さを正当化する検査官たちもいます。

第4段落
産業廃棄物の排水と、水環境へのゴミの投棄によって引き起こされる、高レベルのポリ塩化ビフェニル(PCBs)(訳注:日本では現在は使用禁止)によって、魚介類が汚染されているということもよく知られるようになってきています。一部のPCBはダイオキシンに似た性質を持っています。(ダイオキシンは最も毒性の強い人工の化学物質のひとつ。)一部はホルモンとして機能し、他は神経毒として機能します。それらは、癌、肝臓病、先天性欠損症その他の多くの深刻な病気を引き起こします。

殺虫剤汚染

西洋では、作物のほとんどは家畜の餌として育てられています。動物のために育てられる作物には、人間が直接消費するものよりもかなり高い基準で殺虫剤の使用が認められています。家畜の飼料は、とうもろこし、大豆、綿、および麦から成ります。これらの作物に高い基準で殺虫剤がまかれ、そして家畜がそれを食べると、発がん性の化学物質の残留物質が彼らの生組織に蓄積します。のちに彼らが屠殺されて、使われなかった部分がレンダリングされると、濃縮物は動物の動物の飼料に加えられます。既に濃縮されている残留化学物質はさらに濃縮され、人間の消費するものへと移行します。

1962年に出版された「沈黙の春」の中で、レイチェル・カーソンは、主に飼料作物農業で使うために、除草剤の形で毎年6億3766万6千ポンド(訳注:約3億kg)の合成毒が作られていると述べています。1998年にはその数字は400%増加しており、現在(2006年)では600%になっています。

肉を含まない栄養

第1段落
菜食をしていると言うと、ほとんど必ず、予期した通りに「タンパク質はどうするのですか?」と聞かれます。これに対して、菜食主義者は「象はどうですか?牛は?サイは?」と答えるかもしれません。肉だけがタンパク質を含有しているとか、エネルギーと力のために大量のタンパク質が必要である、とかいう考えは俗信にすぎません。

第2段落
消化される間に、ほとんどのタンパク質はその基本成分であるアミノ酸に分解され、体はそれらをふたたび発育と新陳代謝のためにつかいます。22種類あるアミノ酸のうち、8種類の必須アミノ酸の他は体内で合成され得ます。そしてそれら8種類の”必須”アミノ酸も、肉や魚、卵以外の食品(nonflesh food)にも豊富に含まれています。乳製品、穀物、豆類、ナッツなどはすべて高タンパク食品です。チーズやピーナツ、ヒラ豆を例にあげれてみれば、同じ重量で比較すると(per ounce)、ハンバーガー、豚肉、ステーキなどより多くのタンパク質を含んでいます。ハーバード大学のフレッド・ステア博士とロマ・リンダ大学のマーヴィン・ホーディング博士は、菜食主義者と肉食主義者のタンパク質摂取量の比較を大規模におこない、「両者ともすべての必須アミノ酸を必要量の二倍以上とっており、そのほとんどについては二倍をはるかに超えている」と結論づけました。
 
第3段落
多くのアメリカ人とヨーロッパ人にとって、タンパク質は食事の2割以上を占めます。その量は、世界保健機関(WHO)が奨励する量の2倍近くにおよびます。タンパク質不足は疲れやすくなる原因ですが、体は過剰なタンパク質を利用することができません。体内で利用されなかった余分なタンパク質は、ちっ窒素系の老廃物に変換されて腎臓に負担をかけます。

そして、やがて体から出て行きますが、そのときにカルシウムを奪います。たんぱく質の摂り過ぎと骨粗しょう症の増加を関連づける多くの研究がなされています。骨粗しょう症が骨の中のカルシウムの減少によって引き起こされることを科学者は以前から知っていましたが、彼らは今ではこの欠乏症の主な原因がタンパク質の摂り過ぎであることを理解しつつあります。

第4段落
体の主なエネルギー源はデンプン質です。体内のタンパク質は、他に利用するものがない時だけ、エネルギー源となります。タンパク質のとりすぎは、実際は体のエネルギー限界量(capacity)を低下させます。イェール大学のアーヴィン・フィッシャー博士による一連の持久力比較テストでは、菜食主義者が肉食主義者の2倍も優れた成績をあげています。菜食主義でない人たちのタンパク質摂取量を20パーセント減量してみたところ、成績は33パーセント向上しました。その他の多くの研究も同様に、適切な菜食の方が肉食より栄養価がありエネルギー源になることを明らかにしています。ブリュッセル大学のJ・アイオテキョー博士とV・キパニは、菜食主義者は疲れ果てる前に肉食主義者より2~3倍も長く体力テストをつづけることができ、疲労回復にも5分の1の時間しかかからなかった、という結果を示しました。
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by ammolitering4 | 2010-01-10 16:37 | 「ハイヤーテイスト」 | Comments(2)

第2章 途中まで

第2章 肉の見えない値段:食糧不足という俗信

環境の破壊をやめて私たちの天然資源を保護するために取りうる最も効果的な行動は、牛肉やその他の肉の消費を減らすことです。私たちの選択には力があります。私たち個人にとって最も健康的なことは、私たちの貴重な、しかし傷ついた惑星の生命維持システムにとっても最も健康的なのです。
ジョン・ロビンズ。「新しいアメリカへの食生活(Diet for a New America)」の著者。カリフォルニア州サンタクルズにある地球保護協会(EarthSave Foundation)の会長

飢餓の問題を解決する

(第1、第2段落は変更無し)

(追加)
世界がその天然資源を汚染し続けている中で、家畜を育てるにあたってもう一つ大きな懸念があります。水です。カリフォルニア大学の農業公開講座の土と水の専門家は次のように示しています。
1.牛肉1ポンドを作るには 5,214ガロンの水が必要。
2.鶏肉1ポンドを作るには   815ガロンの水が必要。
3.豚肉1ポンドを作るには 1,630ガロンの水が必要。
4.レタス1ポンドを作るには   23ガロンの水が必要。
5.麦1ポンドを作るには     25ガロンの水が必要。

著述家であり活動家でもあるジョン・ロビンズは、「今日カリフォルニアでは、6ヶ月丸々シャワーを浴びないよりも、牛肉1ポンドを食べないほうがもっと水の節約になるでしょう」と書いています。

(後は同じ)

生きた牛は経済的な資産

(この節は細かく追加や削除がなされている。ここでは追加分のみ)
(追加1)第3世界の飢餓の危機を解決しようとして、人々はインドのような国を見て、なぜその国の人々が貴重な穀物を巡って動物と競い合うことに甘んじるのか、といぶかりました。なぜ彼らは牛を食べてしまわないのでしょうか?しかし、ほとんどのヒンズー教徒は牛を神聖であると考え、屠殺しません。この文化的な傾向により、食料エコロジストたちは人間と牛の間の共存を研究し、その関係が実際に競争的であるのか、そして飢餓問題が牛を屠殺することで解決できるのかということを理解しようとしました。

(追加2)むしろ、インドにおける食料問題は、牛よりも、時々起こるひどい旱魃や政治的な大変動、あるいは産業化が大きな原因であるという研究結果がでました。これは多くの第3世界の国々に共通しています。

(追加3)悲しいことに、80年代半ばに、合衆国政府は乳製品を大量に備蓄することで牛乳の値段を支える必要をなくすために、何百万頭もの乳牛を買い取って屠殺しました。

肉に払っているお金は思っているよりも高い
(この節も細かい追加や削除あり。ここでは追加分のみ)
(追加1-1)
ほとんどの人は、政府が食肉産業に無条件の補助金や好意的な貸付保証をしたり、その余剰製品を買い取ることによって、いかに手厚く支えているかに気がついていません。(しかもその余剰製品は多くの場合は処分されます。)これらの政府助成金の値段札は、私たちの子供たちの健康に表れます。2003年には、合衆国の全国学校給食プログラムは生徒たちに低費用の食事を与えるために、学校に60億ドル(600億円)以上も提供しました。

これは慈善事業のように見えますが、全国学校給食プログラムはもともと二つの目的のために作られました。一つは収入に関係なく子供たちに健康的な食事を提供すること。もう一つは「牛肉への需要を強化すること」によって農業関連産業を助成することです。肉を主体とした食生活が健康におよぼすあらゆる害を考慮すると、これは私たちの子供たちに、そして助成された給食を受け入れる他にほとんど選択の余地がない家庭に、何をしているのでしょうか?

(追加1-2)
今日では、連邦政府は毎年8億ドル(80億円)以上の主に肉と乳製品を買い取り、学校で生徒たちに与えるために提供しています。連邦政府は、肉と乳製品の他に穀物と野菜と果物などすべての農作物を買い取るべきであるとされていますが、ロビー活動(訳注:利害関係者集団による、政治家に対する働きかけや圧力)に直接反応した購買をする傾向があります。

2001年には、USDAは学校に提供するために、牛肉および他の肉製品の余剰分に3.5億ドル(35億円)を支払いました。果物と野菜に払った額の二倍以上です。(そのほとんどは缶か冷凍。)より健康的なメニューを開発するために学校と共同して働いた栄養学者ジェニファー・レイモンドは、次のように言います。「基本的に、それは供給者への福祉プログラムです。。。それは農作物生産者のための価格支援プログラムであり、学校は単に購入された品物を捨てる場所でしかありません。」

この「福祉プログラム」を運営するお金は税金でまかなわれます。そして、市民は自分たちの子供たちの健康にかかる費用も負担します。かつては珍しかった子供の肥満、心臓病、2型糖尿病その他の、高コレステロールと高飽和脂肪の食事に伴う大人のものだった問題と、親たちが取り組まねばならない現状だからです。

(追加2)
現在では、世界中の先進国の政府が、自国の農家が抱える「狂牛」に対して支払いをしています。2001年だけで、イギリス政府は「狂牛」に9,100万ポンド(1ポンド150円として135億円)以上を支払いました。他の政府も同様の出費をしています。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
続きはまた後ほど。ところでachaさん、ファイルはお寺にもないそうですので、お言葉に甘えて手助けをお願いしたいと思います。日本語版の1章と2章をタイプしてメールで送っていただければ嬉しいです。私のメールアドレスはお持ちと思いますが、なければこちらのコメント欄でご連絡ください。お世話になります。
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by ammolitering4 | 2010-01-09 14:21 | 「ハイヤーテイスト」 | Comments(1)

第1章

第1章 健康と肉を含まない食生活

「人々にバランスの取れた菜食の食事をするように言うのが、なぜそれほど思い切った劇的なことと受け取られるのか、私には分かりません。人間を切り刻むのは医学的には保守的なことだというのに。」
ディーン・オーニッシュ医師。カリフォルニア州ソーサリトにある予防医学研究所の所長、および「ドクター・ディーン・オーニッシュの心臓病を治すプログラム」(原題:Dr. Dean Ornish's Program for Reversing Heart Disease)の著者

(以下変更無し)

肉を消化する

(変更無し)

(追加)すい臓もまた、毒物によってマイナスの影響を受けます。本当の肉食動物は肉を生で食べます。人間は加熱調理された肉の味のほうを好みます。加熱調理は、肉食動物が肉を消化する助けになる、肉の中の自然な酵素を滅ぼします。したがって、すい臓はより多くの消化酵素を作り出せねばなりません。そのため徐々に負担がかかり、弱って病気を招きます。

心臓病

(第1、第2段落は変更無し)

第3段落

ニューヨーク大学の栄養学部長マリオン・ネッスルは、「アメリカ人の食生活において、飽和脂肪酸の中で肉が占めている割合は異常に高いのです」と述べています。早くも1961年には、「アメリカ医療協会ジャーナル(Journal of the American Medical Association)に、合衆国における死因の半分以上を占める心臓病の症例の97%が菜食によって予防可能である、と述べられています。これらの発見は、飽和脂肪の割合が高い食事が心臓病を引き起こすという、アメリカ心臓協会(American Heart Association)による報告によって裏づけられています。

第4段落

いくつか興味深い統計があります。
1.血液中のコレステロール値が1%低下すると、心臓病のリスクが3-4%減る。
2.ベジタリアンの血中コレステロール値は、非ベジタリアンに比べて14%低い。
3.ベジタリアンの心臓病による死のリスクは、非ベジタリアンに比べて半分である。



(第1段落は同じ)

第2段落
前述のように、本物の肉食動物は生肉をすばやく、およそ3時間で消化管を通貨させます。人間の消化管は長いので、肉を処理して消化するには12-18時間かかります。消化管内の環境は温かくて湿気があるので、肉は腐って遊離基(フリーラジカル)、すなわち不安定で破壊的な酸素原子を作り出します。フリーラジカルは癌や早期の老化や他の消耗性疾患の原因となります。これらのフリーラジカルは、長い消化プロセスの間に体内に放出されます。

(改行)
研究が進むにつれて、肉食と他の癌を関係付ける証拠が恐るべき速さで積み重なっています。フラミンガム健康研究所(Framingham Health Study)および国立心臓・肺・血液研究所(National Heart, Lung, and Blood Institute)の所長であるウィリアム・キャステリ医師は次のように書いています。「植物を主体とした低脂肪の食事は、心臓発作の割合を85%下げるだけでなく、癌の割合も60%下げます。」

(第3段落は変更なし)

(追加)
人間の臓器に対するニトロサミンの影響に関する最近の研究はほとんどありません。それが発がん性であるというのは、かねてから証明されています。どんな形態の肉を食べる人でも、危険にさらされています。

肉の中の危険な化学物質

(第1段落は変更無し)

第2段落

これらの化学物質の一つは、(遺伝子)組み換え型の牛成長ホルモン(rBGH/BST)、すなわち合衆国でジエチル・スチルベストロール(訳注:女性ホルモン作用を持つ合成物質)の代替として近年になって開発された合成成長ホルモンです。ジエチル・スチルベストロールは発がん性があることが分かっています。

rBGH/BSTは、合衆国には牛乳が余っているにも関わらず、牛乳の生産を増すために使われます。rBGH/BST 処理を施した牛乳はヨーロッパ連合とカナダでは、健康に深刻な害があるとして禁止されているだけでなく、 rBGH/BSTは肉食をする者にとっては二つのもっと深刻な健康への害に関連しています。処理された牛の牛乳の中に存在していて、パスチャライズ処理によって取り除かれないだけでなく、 rBGH/BSTは肉の中にかなりの量が含まれるのです。

第3段落

まず第一は、 rBGH/BSTを施された牛は、他の牛よりもかなり高い割合で乳房が腫れ上がります。この問題を打ち消すために、農家は牛に大量の抗生物質を投与します。その抗生物質は、乳脂肪を含む牛の脂肪細胞に検知可能な量が残っています。このプロセスが原因となって、抗生物質に耐性のあるバクテリアが繁殖し、人間の病気を治療するために使われる抗生物質の効果がますます落ちます。FDA(アメリカ食品医薬品局)は、ペニシリンとテトラサイクリン(抗生物質の一種)によって食肉産業は年間に19億ドル(訳注:1ドル100円として1900億円。以下同様)も節約できると推定しています。それは彼らが人間の健康にとって害となりうる可能性を見過ごすに足る理由となっています。

第4段落

第二の健康への害は、ホルモン処理を施された牛乳の中に見られる、インシュリン成長因子(IGF-1)の上昇です。 IGF-1は、人間においても牛においても同じ形をとり、どちらの場合も体の細胞が成長ホルモンに反応するあり方をコントロールします。人間の体に IGF-1が増えると、様々な病気が引き起こされます。その中の少なからぬ症例が、大腸、甲状腺、胃、表皮、および乳房の癌です。

狂牛病

第1段落

正しくは牛海綿状脳症(BSE)として知られる狂牛病は、世界中に恐怖を巻き起こしました。当然のことです。しかし、何が原因でしょうか?科学者たちは、 BSEは脳を蝕む病気の一種だと言います。同種の病気は、羊、ミンク、鹿、エルク(訳注:大型の鹿)、猫、および人間に見られます。実際、カリフォルニア大学の研究者である生化学者スタンレー・プルーズナーが、一片のタンパク質である「プリオン」の数式の中に炎症の源を発見する助けとなったのは、 人間型の BSEでした。 BSEは、人間型がそうであるように、共食いによって伝染することが証明されました。そして、感染した牛肉から人間へというように、種を超えて伝染しうることも証明されました。

第2段落

世界中で、近代的な農家は家畜を飼育場で育て、草の代わりに穀物を与えます。穀物は育てるための費用が大きなタンパク源なので、農家はもっと安いタンパク源を探しました。病気で死んだ家畜、精肉産業と皮革産業で使われなかった部分(動物の体重の約半分)、車にはねられた動物、安楽死させられたペット、および動物管理センターに殺処分された動物は、24億ドル(2400億円)の畜産動物油脂製造業(以下、レンダリング産業)の一部です。
(参考資料)日本畜産副産物協会

ロサンゼルスだけでも毎月2千トンの安楽死させられたペットがレンダリング業者に送られます。その数字はイギリスでもほとんど同じです。(訳注:これはイギリス全体を指すのでしょうか?)これらの動物と動物の部位は、脂肪とタンパク質の塊に分離するまで蒸されます。脂肪は化粧品、潤滑油、石鹸、およびロウソクに使われます。タンパク質の塊は、乾燥されて粉にされ、「濃縮タンパク質」として飼育場に売られ、そこで動物の餌に混ぜられます。牛、羊、鶏、および豚は、共食いを強要されるのです。

第3段落

1988年にはイギリスで2千件の狂牛病の症例が報告されました。反芻性動物に反芻性動物のタンパク質を与えることは禁止されているにも関わらず、1992年には新しく3万5千件の症例が確認されました。1993年には、2人のイギリス人の酪農家がクロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)、すなわち人間型の BSEで死亡しました。二つのことが明らかになりました。 BSEは牛乳を通して牛から子牛へと感染します。また、感染した肉を食べることで、他の種も病気になります。

第4段落

イギリスは、飼育場の運営や BSEの危険についても、唯一の国ではありません。アメリカの牛もBSEにかかり、アメリカの人々も CJDに苦しんでいます。1996年4月には、テキサスの北東部の一角だけで CJDの症例が8件診断されました。BSEが種を超えて感染する前の、通常の感染の割合は100万人に一人の死亡例というものです。

第5段落

そして、合衆国もイギリスも、農家が反芻性動物のタンパク質を家畜に与えるのを規制した一方で、農家は飼っている草食性の動物に動物たんぱくを与える試みを続けています。伝染性を取り除くための加工がほとんど施されていない、噴霧乾燥(スプレードライ加工)された血液製品の飼料中での使用はますます増えています。この原稿を書いている2006年現在、BSEは新しく合衆国、イングランド、スコットランド、スウェーデン、カナダおよび日本で発生し続けています。危険は去っておらず、問題は解決されていません。

他の危険

(旧版の「肉の中の危険な化学物質」の第4、5、および7段落に同じ)

肉の中の病気

(第1段落は変更無し)

第2段落

USDA(米国農務省 )の肉の検査方法は、どちらにしても疑問の余地があります。それらの方法は、1907年の肉の検査条例に基づいています。それは検査官が汚染の有無を調べるのに視覚、嗅覚、および感触に頼ること、つまり、「つついて匂いをかいでみる」方法を取るように指導しています。しかし、問題は「つついて匂いをかいでみる」方法では大腸菌O157:H7株やサルモネラなどの猛毒の汚染を探知できないことです。1996年にUSDAは検査方針を変更し、精肉業者がより多くの社内検査を行うことを認可しました。結果として、消費者の安全はますますないがしろにされるようになりました。

(旧版の第3段落の途中まで。スウィフト、アーマー、カーネーションなどの精肉業者の製品に汚染された死体が見つかっている、というところまで。)

(追加)
政府説明責任プロジェクトの食品安全理事であるフェリシア・ネスターは、記者たちに次のように語りました。「連邦政府の検査官は、食品ではなく書類をチェックします。そして彼らは、製品が紫色のUSDA認可シールを貼られる前に糞便や他の汚染物を取り除くことを禁じられています。」2004年の調査に返答した206人の食肉検査官は、「USDAの新しい規則が原因で、動物の糞便、嘔吐物、金属の破片、あるいは他の汚染物に対して、業者が直接的な行動をとらないということが、毎週、あるいは毎月起こっていた。」

(この後は旧版第3段落の残りの一文が入る。)

第4段落(追加分)

産業廃棄物の排水と、水環境へのゴミの投棄によって引き起こされる、高レベルのポリ塩化ビフェニル(PCBs)(訳注:日本では現在は使用禁止)によって、魚介類が汚染されているということもよく知られるようになってきています。一部のPCBはダイオキシンに似た性質を持っています。(ダイオキシンは最も毒性の強い人工の化学物質のひとつ。)一部はホルモンとして機能し、他は神経毒として機能します。それらは、癌、肝臓病、先天性欠損症その他の多くの深刻な病気を引き起こします。

殺虫剤汚染

西洋では、作物のほとんどは家畜の餌として育てられています。動物のために育てられる作物には、人間が直接消費するものよりもかなり高い基準で殺虫剤の使用が認められています。家畜の飼料は、とうもろこし、大豆、綿、および麦から成ります。これらの作物に高い基準で殺虫剤がまかれ、そして家畜がそれを食べると、発がん性の化学物質の残留物質が彼らの生組織に蓄積します。のちに彼らが屠殺されて、使われなかった部分がレンダリングされると、濃縮物は動物の動物の飼料に加えられます。既に濃縮されている残留化学物質はさらに濃縮され、人間の消費するものへと移行します。

1962年に出版された「沈黙の春」の中で、レイチェル・カーソンは、主に飼料作物農業で使うために、除草剤の形で毎年6億3766万6千ポンド(訳注:約3億kg)の合成毒が作られていると述べています。1998年にはその数字は400%増加しており、現在(2006年)では600%になっています。

肉を含まない栄養


(旧版の第1段落は二つの段落に分けられている。内容は同じ。)

(旧版の第2段落の途中、余剰タンパク質は窒素廃棄物となって腎臓に負担をかける、というところまで。)

(追加)
そして、やがて体から出て行きますが、そのときにカルシウムを奪います。たんぱく質の摂り過ぎと骨粗しょう症の増加を関連づける多くの研究がなされています。骨粗しょう症が骨の中のカルシウムの減少によって引き起こされることを科学者は以前から知っていましたが、彼らは今ではこの欠乏症の主な原因がタンパク質の摂り過ぎであることを理解しつつあります。
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by ammolitering4 | 2010-01-09 10:10 | 「ハイヤーテイスト」 | Comments(0)

はじめに

はじめに

第1段落

健康と経済から道徳と宗教に至るまでの様々な要因に影響され、世界中の何百万人もの人々が菜食主義の生活に変わっています。アメリカだけでも10人に一人が自分は菜食主義者(以下、ベジタリアン)だと考えています。イギリスでも同じです。実際、イギリスでは毎週五千人がベジタリアンになっています。(訳注:これは多分、「今日からベジタリアンになる!」と宣言してしばらくやってみる人をすべて含んだ数字だと思います。カナダではそういう人は多いのです。何ヶ月かやってみて駄目だった、でもまたいつかやってみる、という話を身近でよく聞きます。)

20年以上の間、「ハイヤーテイスト」は最も広く行き渡った菜食主義入門書の一つでした。私たち編集者は、こうして改良された版をお届けできることを嬉しく思っています。レシピはすべて新しいものです。お洒落なヴィーガン料理(動物性食品を全く含まない料理)も含めましたし、(一般的なレシピよりも)油を減らした料理や低脂肪の料理もたくさん含めました。

第2段落

「ハイヤーテイスト」では、なぜ人々が肉を食べるのを止めるかという理由をいくつか見てみます。また、50個を超えるグルメなベジタリアン・レシピも紹介しています。どれもきっと普通の食べ物では辿り着けない新しい美食の喜びの世界へあなたを導いてくれることでしょう。もしもあなたが「ベジタリアンというのは蒸した野菜と冷たいサラダを食べるものだ」と考えていたなら、きっと驚くことでしょう。

「ハイヤーテイスト」では、世界の料理に基づいた、完全で栄養があっておいしくて健康的な食事を作る方法を紹介します。ラテンアメリカ、ヨーロッパ、アジア、および中東の料理を紙上で経験してください。すべてのレシピはテスト済みです。作り方が簡単で国際色豊かという特徴のあるものだけを選んでいます。

書名について

人生の質を向上させたいと思っている人にとって、食事がどのように作られるかは、その食事の材料と同じくらい大切です。正しい意識で行われる場合は、料理は他のどような形の瞑想とも同じくらいに満主クリシュナはこう説明なさいます。「もし人が愛と献身の念をもって私に葉、花、果物、あるいは水を捧げるなら、私はそれを受け入れます。」バガヴァッド・ギーターの信奉者は、純粋で自然なベジタリアンの食物を料理して至高主に捧げることが心の中に至高の喜びの感覚を作り出すことを知っています。料理をすることがヨガになるのです。私たちが「ハイヤーテイスト(より高い味わい)」と言うとき、意味していることはこれなのです。

菜食主義の論理


第1段落

「ハイヤーテイスト」の前半では、霊的および道徳的な菜食主義の背後にある哲学を説明します。

第2段落

第1章では、現代医学の研究が肉食と癌や心臓病などの致命的な病気をどのように関連づけているかを検証します。
第2章では、世界的な食料不足という俗信を暴き、さらに菜食の経済的な利点を説明します。
第3章では、著名な哲学者、作家、および宗教的な指導者たちに焦点をあて、菜食主義の道徳的な基盤を論じます。ユダヤ教、キリスト教、仏教、ヒンズー教の教えに見られる非暴力の原則も検討します。
第4章では、カルマの法則(訳注:業、因果応報)と輪廻転生がいかに菜食主義と関わっているかを分析します。
第5章では、バークティ・ヨガ体系の一部として至高主に菜食の食べ物を捧げることの背後にある論理的根拠と手順を説明します。
第6章では、ヴェーダの献身文化におけるインドの最も偉大な権威であるA.C.バクティヴェダンタ・スワミ・プラブパーダ睨下の著述からの抜粋を紹介します。さらに、「ハイヤーテイスト」に略述された霊的な菜食の底流にある哲学の、簡明で読みやすい要約を提示します。

第3段落

シュリーラ・プラブパーダとして知られていらっしゃる睨下は、多作な著述家であるだけでなく、1966年には国際クリシュナ意識協会も設立なさいました。本書の終わりには、食べ物に関わるクリシュナ意識運動の様々な活動を簡単に紹介しています。菜食レストラン、自給自足の農業共同体、無料で食べ物を配る公けのお祭りなどです。

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みなさんの中で、ハイヤーテイストの日本語版のファイルをお持ちの方はいらっしゃいますでしょうか。e-ブックの中には見つからなかったのです。それがあれば、私が自分で編集をします。うちにあるぞ!という方はぜひご連絡ください。これがない場合にはハイヤーテイストの全文をタイプして頂ける方があれば助かります。よろしくお願いします。私への連絡はこちらのコメント欄でお願いします。削除用のパスワードをご自分で設定していただければ誰でもコメントを残せます。
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by ammolitering4 | 2010-01-09 05:13 | 「ハイヤーテイスト」 | Comments(3)

冒頭の引用部分

ハイヤーテイスト 改訂版

「もしも屠殺場の壁がガラスでできていたら、誰もが菜食主義者になるでしょう。動物たちの痛みに加担していないと知ることで、私たちは自分に関しても動物に関してもより良く感じます。(訳注:多少分かりやすくすると、、、「動物の痛みに加担していないと思うと罪悪感も減るし、動物に対しても多少は良いことをしていると感じます。」)
リンダ・マッカートニー(訳注:ビートルズのポール・マッカートニーの妻)
(参考資料)ベジタリアン協会。日本語

「私は子供たちを洗脳して悪いことをさせました。私は世界中の子供たちに「申し訳なかった」と言いたいのです。動物を殺すことによって巨額のお金を稼ぐ事業体に、私は魂を売り払ってしまったのですから。(to sell out、裏切る、寝返る)」
ジェフリー・ギリアノ、1980年代の「ロナルド・マクドナルド」(訳注:マクドナルド・ハンバーガーの宣伝をするピエロの格好をしたキャラクター。日本では「ドナルド・マクドナルド」。)の主要な俳優。仕事を辞めたあとの公式な謝罪における発言。
(参考資料。英語)英語によるインタビュー

「菜食主義の食生活に移行することほど、人間の健康に有益で、地上での生命の存続の可能性を高めるものはありません。」
アルバート・アインシュタイン

「食肉産業は、自分たちの製品について大衆に嘘をつくために多額の費用をつぎ込みます。しかし、どんな偽りのプロパガンダを打っても、肉を浄化することはできません。事実は全く明白なのです。肉を食べることは人間の健康に悪く、環境にとっては破滅的であり、動物にとっては現実化した悪夢なのです。」
クリッシー・ハインド、「プリテンダーズ」のシンガーソングライター

「(人よ、)もしもあなたが自分で言うように動物たちの王であるなら、むしろ「獣たちの王」と言ったほうが良いでしょう。あなたは獣たちのうちでもっとも偉大な者だからです!あなたは自分の味覚を満足させるためだけに獣たちを助けます。彼らが自分の子供たちをあなたに差し出せるようにするためです。そのためにあなたは、自分をすべての動物たちの墓場にしようとしてきました。もしもすべての真実を語ることが許されるならば、私はもっと多くを語るでしょう。。。自然はあなたがたが自分を満足させるために十分な量の簡素な菜食の食べ物を作り出しているのではありませんか?」
レオナルド・ダ・ヴィンチ

「動物を「愛している」という何千人もの人々が、一日に一度か二度は座って彼らの肉を楽しみます。それらの動物たちは、自分の人生を生きるに値するものと成すすべてを完全に奪われ、食肉処理場の恐ろしい苦しみと恐怖に耐えたのです。」
ジェーン・グッドール博士。自然保護論者、霊長学者
(参考資料。日本語のビデオです)グッドール博士の講演
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by ammolitering4 | 2010-01-09 04:25 | 「ハイヤーテイスト」 | Comments(0)

ハイヤーテイスト

お久しぶりです。皆様お元気でいらっしゃいますか。プラブパーダのお話しを今年もご一緒に読んでいきましょう。さて、「主チャイタンニャの教え」を一休みして、今は気分転換にハイヤーテイストを訳しています。小さくて持ち運べるので便利なのです。この本は現在は改訂版が出ています。手元に日本語の本がありませんので、英語の旧版と照らし合わせて変更箇所を探し出し、変更部分のみ翻訳しています。ここにご紹介する部分だけでは断片的で読みにくいので、どなたか日本語の原文と組み合わせる編集作業をしていただければ嬉しいです。よろしくお願いします。「やってみよう」と思われる方はご連絡ください。
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ハイヤー・テイスト 改訂版

変更部分:全体的に文体の変更がみられる。

1.中表紙 引用部分はすべて変更されている。

2.目次の前の「現代ヴェーダ文庫」は削除され、別の引用が挿入されている。

3.「レシピ・リスト」は削除されている。

4.「はじめに」は全面的に変更されている。

5.第1章
1.イラストおよびイラストの解説は削除されている。最初の引用部分は変更されている。
2.最初の節は特に変更なし。
3.「肉を消化する」は、最後に6行追加。
4.「心臓病」は第3段落が削除され、新たに2段落分が挿入されている。
5.「癌」は第2段落が削除され、新たに2段落分が挿入されている。また、最後に3行追加。
6.「肉の中の危険な化学物質」は、第2段落以降が削除され、狂牛病に関する3段落が挿入されている。
7.その次に「狂牛病」という節が新たに作られている。
8.その次に「別の危険」という節が新たに作られているが、内容は「肉の中の危険な化学物質」の4、5、7段落に同じ。
9.「肉の中の病気」は、第2段落が書き換えられている。さらに第3段落は7行目の後(ネズミの糞やゴキブリや錆などに汚染された、、、という文の後)に10行加えられ、最後にもう一段落加えられている。
10.その次に「殺虫剤汚染」という節が新たに作られている。
11.「肉を含まない栄養」は、第2段落の7行目の後に(余剰たんぱく質は窒素廃棄物になって腎臓を圧迫する、という文の後)、7行追加されている。
12.「参照」は全部削除されている。

6.第2章
1.イラストおよびイラストの解説は削除されている。最初の引用部分は変更されている。
2.「飢餓の問題を解決する」は、第2段落の後にもう一段落挿入されている。
3.「生きた牛は経済的な資産」は、第1段落の2番目の文(1971年にミズーリ大学の、、、)の前に10行追加されている。また、第1段落の最後の部分も変更されており、(インドの人々は牛を殺さないから飢えているという俗信を打ち消す、、、)という文の後に4行追加されている。
4.同第2段落は細かい追加と削除あり。第3段落は5行目以降削除。
5.「肉の値段は思っているよりも高い」は、第1段落(食肉産業は生き延びるために政府の助成が必要)という文の後に2段落追加されている。
6.同第2段落は細かい削除と追加あり。
7.「環境へのダメージ」は、(この惑星の水組織は急速に汚染されているだけでなく、、、)の文の後が書き換えられている。
8.「社会的な摩擦」は最後に一段落追加されている。
9.「菜食で節約する」は変更なし。

7. 第3章
1.タイトルが変更されている。
2.イラストおよびイラストの解説は削除されている。最初の引用部分は変更されている。
3.最初の節は全面的に変更されている。
4.「古代ギリシャとローマ」および「「ダヴィンチ、ルソー、フランクリン、、、」は変更無し。
5.「二十世紀」は最後に一段落追加されている。以下2節は変更無し。

8. 第4章はイラストおよびイラストの解説が削除されているのみで、他は同じ。

9. 第5章も同様。

10. 第6章は、「宗教の名のもとであれ、食物としてであれ、動物の屠殺は禁じられている」が削除されている。その他は変更無し。

11. 第7章は全面的に変更されている。

12.巻末には食材の用語解説が加えられている。補遺は、引用部分は削除されている。「著名人がプラサーダを楽しんでいる」以下はすべて削除され、新たに2節加えられている。

13.著者4名の紹介あり。

14.裏表紙は引用部分が変更されている。以上。
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by ammolitering4 | 2010-01-08 05:10 | 「ハイヤーテイスト」 | Comments(0)