第4章終わりまで

第9段落
もしも何かの偶然によってマーヤーヴァーディーのサンニャースィーが少しの敬虔さ(piety)を得ることができ、そしてそれから純粋なヴァイシュナヴァの献身者によって恩恵を与えられるなら(to be graced)---ちょうどベナレスのマーヤーヴァーディーたちが主チャイタンニャによってそうされたように---そうすれば彼らは、非人格的なブラーマンあるいは超魂に関する(of)知識は不完全であると簡単に理解する(to realize、はっきりと認識する、悟る)ことができます。

それから彼らは至高の人格神に関する超越的な知識をもって(with)啓蒙されることができます(to be enlightened、霊的で明瞭な理解)。(訳注:この場合の withは、目的語を指して「~に関する超越的な知識を与えられて悟りを開く」というふうにも取れるし、ヴァイシュナヴァたちが教えてくれた~の知識によって啓蒙される、とも取れると思います。大きな違いはないとは思いますけれど。)

偉大なサナカ・リシのような過去の多くの賢人たち、そして有名なシュカデヴァ・ゴスヴァーミーのような、自己を認識した多くの放棄階級者たちは、(自分の)非人格的な修行(disciplines)を実践した後で、至高の人格神に関する知識への味を得ました(訳注:好むようになった)。

それから彼らは、至高主の超越的な娯楽を聞くことによって、得も言われぬ(indescribable、言葉で描写できないような)喜びを味わいました。シュリマッド・バーガヴァタム(2-1-9)において、シュカデヴァ・ゴスヴァーミーはこうおっしゃいます。

(サンスクリット引用)

「おお、聖人的な王(パリクスィット)よ、私は確かに超越性の中に位置していましたが、それでも私は、啓蒙された節(enlightened verses)によって描写されている主の娯楽の叙述(delineation、描写)によって魅了されました。」

第10段落
ゴーディーヤ・ヴァイシュナヴァの霊的な継承(line、系列)における猛者(stalwarts、信念の強い者)の一人、シュリーラ・ヴィシュヴァナーター・チャクラヴァルティー・タークラは、主に近づく4種類の敬虔な人々、すなわち苦しんでいる者、物質的な利益を欲している者、知識欲のある者(the inquisitive、知りたがる者)、そして物事をありのままに知っている者について、ご自分の意見を述べられました。彼はこうおしゃいました。

(1)「苦しんでいる者、物質的な利益を必要としている者、そして知識欲のある者---これらの3つは、初心者の、結果を求めて働く(fruitive)献身者です。彼らの献身は、結果を求める欲望と混じっています。かれらのすべては、自分の特定の性質に応じてその欲望を満たしたいと欲します。

最後に、浄化されたとき、彼らは至高主の神聖なるお住まい---ヴァイクンターの惑星(訳注:複数)に辿りつきたいと欲します。彼らは、天国のような惑星(訳注:複数)に辿りつきたがるカルミー、すなわち結果を求めて働く者たちのようではありません。

クリシュナはバガヴァッド・ギーター(9.25)において「ヤーンティ・マッド・ヤージノ・ピ・マーム」:「私を崇拝する者は私の至高の住まいに至ります」とおっしゃいます。ジニャーニー、すなわち物事をありのままに知っている者は、4番目の種類の敬虔な者であり、彼は他の3つの種類(訳注:の者たち)よりも優れています。

彼の献身は知識と混じっているので、彼はより高い結果を得ます。サナカ・リシのように、彼は献身の中立性という味わい(devotional mellow of neutrality)を得ます(訳注:これは何のことかよく分かりません)。さらに、主と主の純粋な献身者が彼の上にいわれのない慈悲をお注ぎになるので、ジニャーニー献身者もまた、シュカデヴァ・ゴスヴァーミーの場合のように、至高神への純粋な愛を得ることができます。

結果を求める欲望と混じった献身が、それらの結果を求める欲望から自由になるとき、それは自動的に、知識と混じった献身へと変容します(is ~ transformed)。この、知識と混じった献身を実践することの結果は上に言及されています(訳注:先述の通りです)。

(2)「時として、混じりけのある(mixed)献身の部類に属する献身者が奉仕(servitude、隷属)の献身の味わい(mellow)への好みを育み、それを実践するとき、彼らは畏敬(awe)と崇敬(reverence)が混じった、奉仕(servitude)における献身を得ます。

彼らの献身がもっと浄化されるとき、彼らは奉仕(servitude)、友情などの味わいにおける純粋な献身を得て、主への愛のおかげで(due to)彼らは主の永遠の仲間(associates)になります。これらはすべてシュリマッド・バーガヴァタムにおいて明らかに描写されています(to be delineated)。ここで私たちは参考として2、3の要点だけを論じました。
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by ammolitering4 | 2014-10-09 09:54 | 「英知による放棄」 | Comments(0)
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