ハレ・クリシュナの挑戦・・・誤って導かれた文明を斬る
ISKCON創設者アーチャーリャ、A.C.バークティヴェダンダ・スワミ・プラブパーダ睨下との会話 中表紙 シュリー・グルとゴーランガにすべての栄光がありますように バーティヴェダンタ文庫 (目次は割愛しました。) はじめに 第1段落 世界中に展開しているハレ・クリシュナ運動の創設者アーチャーリャであり、シュリーラ・プラブパーダとして親しまれているA.C.バークティヴェダンタ・スワミ・プラブパーダ睨下は、1965年、インドを離れ、ニューヨーク市へと旅立たれました。そこで彼は一年後に「クリシュナ意識国際協会」を創設なさいました。 彼の目的は、ヴェーダ聖典に正確に記述された、神への愛を育む実際的で完全な方法であるクリシュナ意識を布教することにありました。シュリーラ・プラブパーダはこれらの聖典に解説を付けたおびただしい量の翻訳を著し、かつて例を見ない偉大な宗教学者としての地位を確立なさいました。 彼は、世界中でハレ・クリシュナ運動を主要な宗教的な勢力として確立しつつ、80冊以上の著作においてクリシュナの科学、哲学および娯楽を厳然と提示なさいました。 第2段落 シュリーラ・プラブパーダが力強く説明した、霊的な価値観を剥ぎ取られた社会への霊的な代替物としてのクリシュナ意識は、特に西洋の若者たちを惹きつけました。これらの若者たちの多くは人生の本当の意味を探し求めており、快楽主義的な物質主義、虚無主義的な無神論、そして感傷的で偽善的な半有神論にうんざりしていました。 シュリーラ・プラブパーダの教えと彼の人生は、古代のヴェーダのメッセージは決して時代遅れではなく、すべての場所のすべての人にとって、特に現代において完全に私たちの眼前にある問題と関係があるのだということを論証します。 物質主義的な社会は、人々をその本当の霊的な必要性に対して盲目的でいさせ続け、一方で彼らをますますひどくなる複雑性の中に隷属させます。シュリーラ・プラブパーダは、すべての本当の宗教的な教師の精神において、その物質主義的な社会に対して堂々と批判的な意見を述べられました。 第3段落 シュリーラ・プラブパーダは、現代の社会の霊的な病(ills、悪)に対して、確かに強く、明白に、そして常に一定して批判的に発言なさいましたが、全く悪意のかけらもなくそうなさいました。彼は誰をも無差別に批判することをなさいませんでした。ご自分の弟子たちにも、そうすることをお許しになりませんでした。 個人的な言動において、彼は他者の中の長所を励まされ、短所を咎めることを避けられました。彼はイエス・キリストなどの本物の霊的な教師に対して心からの敬意と賞賛を捧げられました。このように、彼の目的は誰かを怒らせることや咎めることではなく、人々をクリシュナ意識において彼らの本当の幸せな人生に目覚めさせることにありました。 第4段落 シュリーラ・プラブパーダが形式ばらない状況でクリシュナ意識の教義を力強く提示なさった会話の抄録が、「シュリーラ・プラブパーダが斬る(堂々と批判的に意見を述べる)」と題して1977年半ばにハレ・クリシュナ運動の雑誌「バック・トゥ・ゴッドヘッド(至高主の元に帰る)」に掲載され始めたとき、彼は非常に喜ばれました。この「斬る」のコラムは、読者に純粋な献身者が現代の社会をどう見ているかを知る機会を与えます。 第5段落 この本の中に収録された会話は、シュリーラ・プラブパーダの特定の雰囲気を描写しています。読者は、彼がそのような強い調子だけで発言なさっていたと考えるべきではありません。この本の中のほとんどの会話は、シュリーラ・プラブパーダと彼の親密な弟子との間のものです。 非献身者への一般的な布教においては、同じ考えをもっと柔らかい調子で表しておられましたが、哲学的には決して妥協なさいませんでした。シュリーラ・プラブパーダの別の面をご覧になるには、彼の著作に馴染みのない読者は「完璧な問い、完璧な答え」などの、バークティヴェダンタ文庫の他の本を参照なさることをお勧めします。 第6段落 シュリーラ・プラブパーダは、完全なヴェーダのサードゥーです。サードゥーという言葉の意味の一つは、「切る者」です。そして、この小冊子の読者は確かに、生涯続いてきた幻想が切って捨てられるのを経験するでしょう。 「ハレ・クリシュナの挑戦・・・誤って導かれた文明を斬る」は、挑戦的であり、的を得ており、議論を招かずにはおきません。その結論は重みがあります。すべての思慮深い人に本書を隅々まで熟読して頂きたいと願っています。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 お久しぶりです。皆様お元気でいらっしゃいますか。私は最近、「主チャイタンニャの教え」を一時中断して、気分転換に会話体の小冊子を訳しています。例によってゆっくりしたものですが、どうぞ一文一文よく読んでください。ご存知のように、時はカリユガ。人類の誇る物質文明は、これから先何百万年でも続く負け戦に苦しむことになります。もちろん、カリユガの中にもサイクルがあって、一時的には平和と調和の光の時代に入ることもあるようですが、長期的には結果は決まっています。カルキ様がいらっしゃるころの宇宙って、どんなでしょうね。その頃までにはここを脱出していたいものですが、理想を言えば「お役に立つなら地獄にでも」という心境になれればいいですね。今は無理ですけど。 ともあれ、お願いがあります。以前もお願いしたことですが、念のために翻訳文を印刷しておいてください。電気がなくなればコンピューターは使えず、CDに記録しておいたものも読めなくなるからです。不安定な時代が続きますが、生死はクリシュナがお決めになること。どうせ死ぬまでは嫌でも生きているわけですから、ここにいる間は何らかの奉仕を続けていられますようお祈りしたいと思います。 現実的には、安全だ、安心だとばっかり言ってる政府の発表を鵜呑みにせず、この前の地震を正しく予知した人たちの声など参考にしてください。また、不安の募る今から毎日1錠ずつビタミンCの錠剤を飲んでおくことをお勧めします。ストレスによる免疫機能の低下を予防する効果があるからです。写真サイトのほうでは、サバイバル経験から学んだちょっとした知恵などをご紹介しています。暇なときにでもご覧ください、と言いたいところですが、そういえばプラブパーダは「暇ならハレ・クリシュナを唱えなさい」とおっしゃってましたね; )
by ammolitering4
| 2011-03-23 07:13
| 「ハレ・クリシュナの挑戦」
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