人気ブログランキング | 話題のタグを見る

テレビ

こんにちは。皆様お変わりありませんか。例によって翻訳とは関係ありませんが、本日はテレビ番組のご紹介です。ご存知の方も多いかと思いますが、知らなかった!という場合にはすごーく楽しい発見だと思いますので、ぜひご覧ください。1986年から1988年にかけて、78回に渡って放映された古い番組なのですが、インドでは空前の大人気を博し、毎週の放送時間には電車は止まる、バスは止まる、宗教施設の儀式の時間さえ変更される、という前代未聞の状況が発生していたのだそうです。日本で水戸黄門が根強い大人気であるのとは規模が違うのかもしれません。

ramayan ramanand sagarをYouTubeで検索すると、たくさん出てきます。ハイテクな方は全編をダウンロードすることもできるでしょう。教わって試しにいくつか見てみたら、ほんとに面白いです。低予算で手作りしました、というのが切々と伝わってきます。仙人様が乗っていらっしゃる蓮の花とか、あれは絶対厚紙だ、と思います。特殊効果もコンピューター処理ではなく、どうやるのか分かりませんが手作業でつぎはぎしたのだろうと思います。演技も全然迫真の演技ではないので、リアルな劇やドラマが苦手な私には受け入れやすいです。逆に「演技はリアルでなければ」という好みの方には馬鹿馬鹿しくて見てられないかもしれませんが。

小学校の学芸会ですか、と呆れるほどちゃちな作りであるにも関わらず、作る人たちがほんとに一生懸命作って、見るほうも日常生活に支障をきたすほどの熱心さで受け入れました。その理由はやっぱり内容の強さなんだろうと思います。庶民の心に現代も生きているヴェーダ、ということを思ったのでした。ぜひ一度ご覧ください。

by ammolitering4 | 2010-10-09 02:20


<< 第10章 前半 展示会をしています >>